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ビジネスへ、水に流せないその機能 

Imgp8540  (2015.10.24)  勢いよく出てくる風呂のお湯に細かな泡が混じると、スーパー銭湯のジェット風呂のように腰痛に効く。

 というのが腰痛に悩むブログ子の実感である。しかし、水に、あるいは温水にそのほかの新たな健康効能があるとは知らなかった。

 真水が一番だと思っていた。

 ● 浜松で機能水学会

 知人からの誘いもあって、先日、浜松で開かれていた

 日本機能水学会の

  公開講座「機能水と健康生活」

に出かけた(写真左下=あいさつする鈴木鉄也大会長、JR浜松駅近くのアクトシティ浜松コングレスセンターで)。この分野は

 日本が世界に誇る独創的な技術

に支えられているというのだ。

 Imgp8541 水といえば、海洋深層水があり、オゾン水もあり、ラジウム水、水素水というのもある。今はどうか知らないが、かつて効能怪しげな

 マイナスイオン水

というのもあった。最近では何に使うのか知らないが、高温高圧蒸気の超臨界水というなにやら〝恐ろしげな〟水もあるらしい。

 先日のNHK「クローズアップ現代」では、ごくごく小さな泡入り水、

 マイクロ・バブル水

という話題も取り上げられていた。それよりさらに細かなナノ・バブル水というファイン水も洗浄力、殺菌力という点で、普通の水よりも優れているらしい。

 今回の公開講演では、

  水の電気分解で得られる電解水の話

というものに限って紹介されていた。有効性という意味の効能と安全性のはっきりしたさまざまな特性を持つ水、つまり

 機能水についてもっと知ってもらいたい

というものだった。

 講演では調理科学への具体的な応用も紹介されていた。このほか飲む健康水というのにまで研究が広がれば、ビジネスとしての可能性は計り知れない。

 ● 真水は最高の水か

 早い話、トイレの洗浄力、除菌・殺菌力のアップに最近では洗浄水として電解水が使われ始めているというメーカー開発責任者の話には驚いた。

 おどろいたというのは、中学校の理科の実験でよく行われる

 水の電気分解

を利用した技術開発であると知ったからである。

 電解水というのは、水道水(H2O)、ごく薄い海水(H2O+NaCl)を直流で電気分解しつくられる。具体的には、+極でつくられる酸性電解水(次亜塩素酸水=HClO)と、-極でつくられるアルカリ性電解水(通称、アルカリイオン水=NaOH)に分類される。

 効能としては、

  酸性電解水については、汚れに対して石けん水と同程度の強い洗浄力、ウィルスについてはアルコールと同等の殺菌(除菌)力を持つという。

 Imgp8553 アルカリイオン水については、抗酸化作用(アンチエイジング)や胃腸症状の改善効果があるという。

 講演会場には、女性の姿が目立ったのもこのせいかもしれない。

 そういえば、人間の体はほとんどは水。その機能をもっと知らなければ、健康生活などできないと気づいた。

 汚染水というのには関心が高い。しかし、意外にも、有効な効能と安全性のある機能性の高い水とは何かという点について、日本人はまだまだ関心が薄いように感じた(写真右= 洗浄力、殺菌力ともに優れた電解水で手洗いの会場展示。価格は約100万円)。

 天然の真水こそが「最高の水」というのは、無知からくるある種の錯覚かもしれない

 ● エセ科学との闘いも

 ただ、その場合において、ひとつ注文をつけるとすれば、身近な水であるだけに、学会は

 水のエセ科学

についても切り込んでほしいという点。水のビジネスにはこれがある。

 これと闘うことを学会の重要な社会的貢献と位置づけてこそ、学際的な学問の場としての学会自体の発展もある。さらには学会の社会的な存在意義や支持もおおいに高まるだろう。

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