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福井の新交通システムLRT、フクラムに乗る

Imgp84951_1 (2015.10.14)  浜松市内の交通渋滞を緩和したり、観光にも生かそうと、先月、浜松市内で次世代型路面電車(LRT)を本気で考える市民シンポジウムが開かれた。この10年間にわたる民間シンクタンク、都市交通デザイン研究会によるこの10年間にわたる検討成果も披露された。

 その結果を一言で言えば、

 東京五輪までの2020年に向けてまず市内と都田テクノ新産業エリアを南北に貫くLRT三方原本線を実現しよう

というもの。

 浜松市は全国の政令市のなかでも交通量に占める公共交通分担率が極端に低い(政令市平均は約20%なのに浜松市は5%以下)。これでは市内に交通渋滞が頻発しているのも無理はない。シンポでは、バス、マイカー、タクシーに大きく依存する市内の現状、あるいはあまりにも無秩序に郊外に広がっている実情を大幅に改善するには、新しい公共交通システムとして、次世代型の新交通システムの導入を考えるときに来ているというわけである。

 Imgp8498_1 会場からは、LRTを地方創生の切り札にしよう、あるいは切り札になるのではないかという熱気や期待が感じられた。将来、市内から東西にも広げていけば、浜名湖観光などマイカーのない外国人観光客も呼び込めるという計算もある。産業都市浜松を魅力ある観光都市にもしようというわけである。

 そんなシンポを拝見した後日、ブログ子の出身地、福井では、2013年、2014年と相次いで、新交通システムを導入しているという情報が郷里から寄せてくれた。

 そこで早速、先日、帰郷を兼ねて、福井電鉄(福鉄、本社越前市))への取材かたがた、試乗に出かけた。百聞は一見にしかずというわけだが、福井市内の「福井駅前」駅から、となりの市、越前市(旧武生市)の「越前武生」駅まで乗った。

 高校時代3年間、お世話になったなつかしい路線を次世代型電車(愛称フクラム。交通量の多い福井市内は車掌も乗車k路面電車として、郊外に出るとワンマンカーとして運行。郊外は多くの駅は無人)。1時間くらいの乗車だったが、料金は400円。

 Imgp8504_1 このフクラム路線は既存の電車路線とレールは完全に共通(右写真は2両編成の既存の電車=「福井駅前」駅)。つまり、5、60年前のものをそのまま今も使っている(すでに線路をまくってしまった浜松とはここが大きな違い)。オレンジ色車体の3両編成と、ブルー色の3両編成で運行している。

 乗客は、一般乗客もいるが、通学の中高校生たちがメイン。乗車中に数えたのだが、1両には、シート数は20席、立って乗車できるつり革が20で40人乗り。3両で約120人は乗車できる計算。バスの3、4倍力だが、見聞した平日夕方の乗車状況は、5、60人ぐらいだった。

 まだまだ便は少ないが、乗車した感想をいえば、フクラムの導入で街が明るくなった、あるいは車内がとてもオシャレな感じになったという印象である。

 これは地方の魅力を高めるにはとても大事なことであろう。

 Imgp8500jr_1 写真にもあるように、福井市内は今、まもなく北陸新幹線が開業するとあってJR福井駅を中心に開発ラッシュ。駅舎の壁面には福井のシンボル、恐竜が大きく描かれているというユニークさである。ブログ子の高校生時代には考えられないくらいのオシャレな街に変貌しつつあるのには、おどろいた。ここだけで比較すれば、80万都市のJR浜松駅はずいぶんとみすぼらしい。

 具体的な様子は、以下のスナップをみてほしい。

 以下の最初の写真は、9月12日の浜松市内にあるUホールでのシンポジウムの様子。そのほかは、すべてJR福井駅前にある福鉄「福井駅前」駅付近で(10月12日撮影)。

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