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サハラ砂漠版「アラビアのロレンス」

(2015.08.28)  夏休みも最後なので、おもしろい娯楽映画はないかと思っていたら、BSプレミアムで米映画

 「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」(アイズナー監督、2005)

を放送していたので、見てみた。ついつい最後まで見てしまった。

 内戦がらみのこの映画、無理にほめて、それを一言で、往年のイギリス映画にたとえ

 サハラ砂漠版「アラビアのロレンス」

だといったら、世界のデビット・リーン監督が怒るだろうか。たぶん、怒るだろう。

 とにかく、この「サハラ」、007的アクションにいろどられたアドベンチャー映画であることは確かである。ラクダも登場するなどサハラ砂漠という異国情緒満点の舞台で、アメリカ的なおもしろさをてんこ盛りにしたような映画なのだ。

 砂漠なのだから、カーチェイスはさすがにないだろうと思っていたら、サハラ砂漠の近くの大河、ニジェール川でクルーザーと水上艇が、さながらの〝カーチェイス〟を展開していたのには、おどろいた。007のジェームス・ボンドも顔負けである。

 おおよその筋書きは、美女を連れたボンドならぬ主人公がサハラ砂漠のど真ん中にある環境破壊という悪の秘密基地に潜入するというもの。秘密基地を破壊した後、そこから、ヘリコプターや戦車で追撃してくる悪役たちから、アメリカ人あこがれの高級アメ車に乗った美女と主人公が危機一髪で脱出し、ハッピーエンドとなる。というのだから、ボンドもきっと、オレのお株を奪うなと悔しがったことだろう。

 内戦うんぬんは、添え物であり、いわば刺身のつま。さらに、秘密基地の太陽光発電利用も刺身のつま。ついでに言えば、とりわけの圧巻は映画のラスト30分間であり、アメリカ映画らしい出色の出来栄えであるとしておこう。

 ストーリーなどあってないような、こういうハチャメチャ映画も、たまには息抜きにはいい。原作があるらしいが、映画が果たして原作に忠実なのかどうか。いずれにしても、こういっては失礼だが、まあ、読む気がしない。

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