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雨にもめげず シニアのリヤカー日本一周

Imgp7800_2 (2015.06.16)  ブログ子も60代に入って、ときどき、ひざ関節痛に悩まされている。医師にすすめられたせいもあるが、減ったり衰えたりした筋肉を鍛えるため、自宅近くの小さな湖、佐鳴湖(浜松市)を週2回ほどウオーキングするように心掛けている。

 一周が7キロほどなのだが、とても一度に一周するのは無理。ときどき一周してみる。しかし翌日はひざ痛で、それがまたなかなか回復しない。

 そんな折、現役時代でも滅多に読まなかった日経新聞(6月12日付)が、試読紙として無料で郵便受けに入っていた。くず入れに入れようとして、ふと終面「文化」欄を見ると、

 日本再発見、リヤカーの旅

   海岸沿い歩き15年で一周

という70代前半の男性の寄稿記事にびっくりしてしまった。本州一周6500キロ、北海道・四国・九州それぞれ一周して計7000キロ。荷物60キロをのせたリヤカーを引いて合計13500キロを、雨にも風にもめげず歩き通したというのだ。一日平均30キロのペースだったらしい。

 ● 脳血栓で入院治療がきっかけ

 これは佐鳴湖一周の2000回分にあたると気づいて、あらためてすごいと思った。しかも、この男性、ブログ子より7、8歳年上なのだから、余計にその感を強くした。

 しかも、一周しようという決意のきっかけが、脳血栓の疑いから入院治療と、その後のリハビリで歩き始めたことだったというから、おもしろい。

 50代で隠居し、20年ぐらいかけて日本で初めて本格的な測量技術による精密な日本地図をつくった200年前の伊能忠敬にも刺激された。伊能もまた地図作成で、50代、60代を通じて全国の海岸線約2万キロを測量しながら歩いた。

 そんなこんなで男性はこの一周旅を思い立ったらしい。

 30代の頑健な人、たとえば、日本百名山ひと筆歩き約7800キロを半年くらいで走破した田中陽希さんがいる。昨年2014年にBS放送「グレートトラバース」番組で話題になった。がしかし、体調や体力、病気に何がしかの不安のあるシニアがここまでできるとは、思いもしなかった。

 ● 毎月、佐鳴湖一周誓う

 この男性、80歳までに今度は自転車でも挑戦したいとその夢を語っている。

 つくづく佐鳴湖一周ぐらいで、もたもた、ぐずぐず言っているようでは、この男性に笑われるだろう。そして、次のように思った。

 努力する人は、いつも夢を語る。

 怠けているひとは、いつも不満をならべる。

 同じ人といっても、かほどに違う。

 ブログ子はどちらのグループに入るのか、試読紙として配られた無料のこの日経新聞「文化」欄を読みながら大いに反省した。

 毎月1回、佐鳴湖の一周を心掛けたい。そう誓った一日だった。

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