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ついに原子力規制委員会を動かす        -実践 ! ドクター、マコのジャーナリズム診断

(2015.04.24)  このブログ(4月3日付)で、ブログ子は

 なんじ自身を知れ 科学報道シンポから

というのを書いた。詳しくは

 http://lowell.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-5ed1.html 

を見てほしい。おしどりマコさんの発表について書いたものだが、要するに規制庁を指揮する規制委員会作成の福島原発「保安防護規則18条」では、危険なほど放射線に汚染された雨水が海に垂れ流しになっているのを防護できないとマコさんは指摘し続けた。にもかかわらず、当事者の東電が欺瞞的とも怠慢的とも取れる記者会見をしていた事実を、執拗な調査と執念をもとに記者会見で白日の下に暴いた。

● 保安防護規則18条の改正へ

 そして、ついに規制委員会は規則の欠陥を認め、保安防護規則18条を改正せざるを得なくなった。どのように改正されるようになったかについては、規制委員会の

 http://www.nsr.go.jp/data/000103961.pdf

を見ればわかる。運用の改正に乗り出したということは、一言で言えば、

 規制委員会がマコさんの追及に白旗を上げた

ということだろう。マコさんの正論の勝利といえる。

 このような直接健康にかかわる、そして放射線防護に関する重要な成果を、どうしなければならないかも含めて説得力を伴う形で、ジャーナリズム側が追及、提出した事例は、50年にわたる原発問題に関する限り、そしてブログ子の知る限りない。恥ずかしい話だが、この間、ジャーナリズムは敗北の連続だったことをジャーナリズムはもっとまじめに思い知るべきだろう。

 こうなってくると、事故を起こした東電が正犯であることは間違いないが、その東電の共犯者は誰なのか、ジャーナリズムや大手メディアではなかったのかとの疑念はぬぐえないだろう。

 ● パブリックコメントに正論を

 今、この改正案について、5月15日までパブリックコメントを募集している。

 http://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20150416_01.html

である。国民の正論を規制委員会に届ける機会であることを訴えたい。

 いま流行の言葉で恐縮だが、これこそ「粛々と」事実を積み重ね、堂々と記者会見なりで突きつけていく。正論突破の執念と情熱が

 山を動かす

力になる。このことをかつて医学生だったドクター、マコさんは今、私たちに教えてくれている。

 そこでジャーナリズムの長期にわたる病巣とは何なのか、その長患いの治療方法の処方せんは何か。そんな尊敬の意味も込めて、このブログで、今後も

 実践 !ドクター、マコ(ちゃん)のジャーナリズム診断

と題し、適宜、発信していきたい。 

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