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酒場詩人の「一杯の水」 

(2014.10.14)  毎週1回、BS-TBSが放送している

 吉田類の酒場放浪記

というのをときどき拝見している。ブログ子も吉田さんと同様酒好きだが、これを見ていると、ついつい、金沢中心部のヤキトリ横丁(木倉町)の赤提灯「島やん」を思い出す。今は、浜松市に暮らすブログ子だが、サラリーマン時代の20年は金沢暮らしだった。

 Image201620141004_2 その吉田さんが、週刊現代2014年10月4日号の

 わが人生最高の10冊

というのを披露している( 写真 )。タイトルは

 酒場詩人にとって読書は「一杯の水」

というもの。読書で「喉の渇きを癒し、元気を取り戻したら、また次の目的地に向かう」というわけだ。

 なかなか簡潔で、うまい表現である。さすが酒場詩人と名乗るだけはある。

 さて、その最高の10冊だが、どんな本を読んでいるのだろうと興味を持った。三島由紀夫『金閣寺』やドストエフスキー『白夜』、太宰治『人間失格』がいきなり出てきたのには驚く。

 『人間失格』のコメントでは

 本当の自分をさらけ出せない男の物語。誰でも持っている、心の脆さを巧みに描いている

と書いている。10冊のなかには夏目漱石の『夢十夜』もある。かと思うと、精神の老化を防ぐため、折にふれてランボオの詩集を手にとるようにしたいとも語っている。

 最高の10冊のベスト1は10代で読んだ『金閣寺』。なまじっかな読書歴では、こうは書けまい。小生もまじめにもう一度読んでみなければと思わせてくれたエッセーだった。

 そして、しみじみとブログ子の赤提灯通いとはレベルが違うと痛感した。

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コメント

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