生水の郷 川端 続びわ湖サマースクール
(2014.10.24) 今夏、こどもたちと、びわ湖へサマースクールに出かけた話は、このブログでも紹介した(9月5日付)。主に、魚の話を書いたのだが、これを読んだある女性から、最近、コメントをいただいた。その最後に、
びわ湖の湖西、針江地区(高島市)には
生水の郷 川端( しょうずのさと かばた )
という美しい水文化があると教えてくれた。実は、知ってはいたのだが、そして、訪れてみたいという気持ちもあったのだが、サマースクールという団体行動の制約のため、あきらめざるを得なかった。
ぐるっと1周 びわ湖水辺紀行
というのが、BSプレミアムで再放送されると親切にも知らせてくれた。そのなかの一部に、この針江地区の様子が紹介されているというので、早速、先日、見てみた。
10年ほど前に、NHKスペシャル(総合テレビ)として放送された映像詩
里山 命めぐる水辺
以来、この針江地区は、つとに美しい水文化が残っている地域として、世界的にも注目されている。その今を訪ねたのが、今回知らせてくれた番組だった。
いつも一定の温度(13度前後)を保って湧き出てくる豊富な地下水で野菜を洗う様子がよくわかった。壺池、そこから流れ出る端池には、野菜くずなどを食べるため集まってくる大きなコイが数匹映っていた( 写真上 = いずれも同番組のテレビ画面から )。
この映像をみて、日本の水文化の伝統、川端が日常生活のなかに今も受け継がれ、また生かされていることに、驚いた。あらためて針江地区を訪れてみたいと思ったことを報告しておこう。
そして、そのことを、続びわ湖サマースクールとして、この欄でまとめてみたい。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 羽生名人、世界の人工知能開発現場をゆく - ポスト・ヒューマンへの想像力(2016.05.16)
- 手でドアを開ける器用な小恐竜 ------------ 再見「ジュラシック・パーク」(2016.04.07)
- 小が大を呑む情報戦 なぜ「真田丸」か(2016.04.05)
- 「隠された真実」という陰謀論の正体(2016.03.30)
コメント