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なるほど ! あるんだネ「思考の錯覚」

(2014.05.25)  先日、冤罪を生みかねない「記憶の錯覚」というのを、このブログで書いたら、高校の先生から、恐ろしい話であるとのお褒めの感想をメールでいただいた。

 Imgp4046_1_3  記憶の錯覚ほどではないが、このブログのテーマ、常識を一度は疑ってみようというテーマに関して面白かったのは、

 思考の錯覚

というBSの最近の放送大学講義「錯覚の科学 思考の錯覚と認知バイアス」。

 思考の錯覚というのは、簡単に言えば、人間の思考パターンには論理的ではない、いわばクセがあるというもの。論理の関係性に思い込みがあると言い換えてもいいかもしれない。

 ● 確証バイアス

 その一つに、人の思考には、確証バイアスといって

 自分の信念を裏付けたり、支持したりする情報に注目しがちであるというクセ

がある。逆に

 Imgp4050_1 信念を否定したりする、あるいは反証となる事実については、無視したり、否定するクセ

があるという。確かに、その通りである。人間、反証思考には弱いのだ。

 写真のような

 「ポジティブフィードバック 予期の確証」

というのもある。信念を裏付けることが事実(リアリティ)として起きると、人はますますその信念を正しいと確信するという正のフィードバックが思考パターンとなる。

 たとえば、ブログ子は、

 晴れ男

と強く信じている。これなども、よく考えてみると、科学的な合理性はほとんどない。偶然に過ぎない。それはわかっているのだが、何故だか、肝心のときになると、必ず晴れてくれるという経験ばかりしていたので、ちょっと不思議な気がしていた。

 その謎解きを講義ではしていた。

 それが、下の写真(= 同放送番組テレビ画面から。5月23日放送)

  そのポイントは、都合の悪いこと、予期しないこと、起こらなかったことには注意が向かない

というわけなのだ。

  ブログ子がいないときでも、当然だが、晴れることはある。しかし、ブログ子自身はそこにいないこともあって、そんなときのことは無視してしまう。ここに確率論的なバイアスがかかり、思考結果にゆがみがでるというわけだ。

  ● 錯覚をなくす四分割表

 Imgp4057_1 そういう思考の錯覚に陥らないためには、写真にも出ているが

 フレームワークという四分割表

で、そういう事態に注意を向けると錯覚からまぬがれる。

 とてもシンプルな授業でよかったと思う。

  ( 写真はいずれも、放送大学番組テレビ番組から )

Imgp4058_1

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