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東海の原発震災は忘れたころやってくる

(2014.02.21)  ブログ子の勘では、

 想定される東海の原発震災は忘れたころにやってくる

というものだ。まもなく、東北大震災から丸3年になる。東北の場合とは大きく異なり、大津波と大揺れがほぼ同時に襲う

 浜岡原発震災

は、富士山の噴火も加わって、静岡県をおそらく破滅に追い込むだろう。

Imgp2986_1_1  こうしたことの現実味を背景に、最近では、自治体レベルでも、浜岡原発から事故時の避難計画が義務付けられている30キロ圏内の周辺自治体全部が中部電力と、浜岡原発に対する安全協定を結ぼうという動きが活発化している。

 ● 地盤は締まった洪積世(更新性)の礫層

 そこで、浜松市中区佐鳴台にあるわが家の地盤がどの程度、地震や液状化現象に強いのか、近くの図書館に調べに出かけた。

 静岡県第三次地震被害想定結果によると、

 佐鳴台中学などのある地区は

 洪積層(= 洪積世。新生代第四紀更新世。約1万年まえから約100万年前くらいまでの地層)の中位段丘堆積物礫層か、高位段丘堆積物礫層であり、「締まった地盤でほとんど問題はない。良好な基礎地盤」

だという。砂礫層ではないので、液状化の心配はないらしい。

  これより新しい沖積層(= 沖積世。完新世)では、海岸の埋め立て地などもあり、地盤は軟弱か、砂層で液状化現象を起こしやすい。

 ● 震度は6弱、連動では6強か

 震度は、想定東海地震が単独で起きた場合(地震の大きさM8.0程度)

 震度6弱(立っていられず、這ってしか移動できない)

 また、最近の南海トラフ3連動巨大地震(M9.0程度)の被害想定では

 中区の最大震度は7(耐震性の低い木造家屋はほとんど倒壊)

 地盤の比較的にかたいわが家でも、

 震度6強を覚悟

しなければなるまい。固定されていない家具はほとんど、重力とは無関係に真横に飛び交うか、倒れる。

 大揺れは、プレート型だった東北大震災の例からの予想でも、2、3分は続くだろう。

 高台の佐鳴台では津波は心配ない。

 ● 問題は浜岡原子炉核暴走(スクランブル失敗)と富士山噴火

 西風の強い冬に原発震災と富士山噴火が同時発生した場合、東部中部の交通状況は壊滅だろう。歴史地震の事例では、横浜市や都内にも重大な影響が出ている。

 東北の原発震災を受けて国の中央防災会議は、去年、地震被害想定結果を公表した。静岡県は、これをもとに2013年6月と12月の二回に分けて、第四次被害想定を公表した。レベル1(東海地震単独、M8クラス)とレベル2(南海トラフ巨大連動地震、M9クラス)に分け検討した結果である。

 浜松市レベルでも、県の第4次地震被害想定の1次報告、2次報告をもとにした第四次の概要のパンフ配布、新たな対策も盛り込んだ県報告よりわかりやすく具体的な周知パンフの配布が必要ではないか。

  県の第4次想定にもとづく浜松市の想定状況については、「広報はままつ」(2013年11月号)に、古い第3次想定の修正として4ページ分の折りこみが配布されてはいる。しかし、当面はいいとしても、これではどの程度市民に周知されているか、心もとない。今後、適当な区切りの時期に、きちんとした統合版がほしいところである。

 さらに東部では、富士川断層群の扱い、あるいは富士山大噴火も想定した最新の被害想定づくりや対策も、個別地域の問題として急がれる。つまり、東北大震災後を受けた富士山噴火の可能性の検討と具体的な対策である。

(下の写真は、上の地質図の色分けの解説と、その評価  出典=静岡県第三次被害想定図から)

 Imgp2987_1 

 Imgp2988_1

 

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