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2013年を振り返って 家康くん、出家大名

(2013.12.27)  この一年を振り返っての科学や技術分野の重大ニュースは、なんといっても6月ごろに発覚した

 Imgp2438 原発事故後の汚染水問題

であろう。以来、ますます深刻さを増しているのが不気味だ。今後も、廃炉問題と関連して、ずっと尾を引く問題である。

 一方、ブログ子の暮らしている浜松市の重大ニュースとしては

 出世大名、(徳川)家康くん、ゆるキャラ日本一に敗れ、出家大名宣言

であろう(写真= 浜松市役所エントランスホール、2013年12月)。家康くんの「うなぎちょんまげ」がばっさり切り落とされてしまった。

 週一回、このホールを利用していただけに、そして、「くまモン」に続けとばかり、コンテストを応援していただけに、残念無念である。

 それでは、この一年の日本国内の政治での重大ニュースは何か。あれこれ迷っていたが、「アエラ」2013年12月30日・1月6日合併号に

 2013年アエラ一行コピー49連発

が秀逸。この一年間、毎週発行されるたびに、編集部員らがつくった一行コピーをかかげたのだが、それを見開きの一覧表にしている。

 このなかから3つを選んでみた。

 大阪 「口は災いのハシモト」(6月10日号)

  従軍慰安婦をめぐる発言で橋本徹大阪市長が窮地に。日本維新の会、この国際問題にもなった大チョンボで支持率が大幅に凋落。参院選挙直前だっただけに国政選挙への影響は大きかった。

 東京 「笑止5千万 !」(12月9日号)

 猪瀬直樹東京都知事、徳州会からの5000万円借り入れをめぐる説明でしどろもどろの末、辞職。:刑事告発やら、石原慎太郎前都知事への波及やら ?

 そして、国政選挙では安倍晋三首相。

   「アベのみ、クスッ。」(7月29日号)

  自民党、参院選で一人勝ちの大勝で、ねじれ国会解消。

 それでは、来年2014年は、どんな年に、ということが気になるのだが、乱暴にというべきか、大胆にというべきか、そしてまた辛らつにというべきか、浜矩子(のりこ)同志社大学大学院教授が、先日、本格報道「INSideOUT」(BS11)で

 2014年、アホノミクスの崩壊の年

とズバリ、予測してみせていた。ムードに踊らされているだけの経済という意味だろう。この番組、毎日新聞論説委員も出演していたから、さぞや論説委員も、多少の共感も示していたとはいえ、内心びっくりしただろう。

 浜教授によると、2014年は

 アベノミクス破たんの時期

であり、

 もうそろそろまともな運営に戻ろうというアメリカ財政の金融緩和見直し時期

でもあるという。そして、

 中国のアクロバット的な金融運営がむずかしい局面を迎える時期

でもあると解説していた( 注記 )。

 もっとも、2011年1月、浜教授は

 「2011年には、1ドル=50円時代が到来」

と予測していたが、見事に外れた。

 来年2014年は午年。

 上記の今年最後の「アエラ」は、いまをときめく書道家、紫舟(ししゅう)の躍動感のある書を掲載している(写真下)。

 そういう年になるよう祈りたいが、午年、1990年、2002年ともに、日経平均株価は

 午尻下がり

だったから要注意らしい(特に、バブル崩壊の1990年は、前年末の史上最高値3万9000円から一気に急降下、年末には半値になったのは記憶に新しい)。

 読者の今年の巳(み、へび)年はいかがでしたでしょうか。

 いずれにしても、幸不幸に一喜一憂せず、

 人間、万事塞翁が馬

で臨みたい。

  ● 注記 『ニューズウィーク日本版』の2014年の世界予想

 浜教授の予測ばかりに頼るのも、ふがいないと思うので、

 『Newsweek  ISSUES 2014』(2013年12月31日/1月7日新年合併号)

を紹介しておきたい。2014年の世界を読み解くという特集をしている。

 Imgp3080 息切れするアメリカ、中国の経済改革、アラブの「冬」などを、その分野の専門家が徹底分析している。

 結論的には

 アメリカなき世界に迫る混沌の時代/ 踏んだり蹴ったりの2013年オバマ政権

 習近平の経済大革命が始まる

 アラブ革命の挫折と沈滞

 EUの暗雲はいまだ消えず

といったところだろうか。ただ、アベノミクスがどうなるのか、まったく分析がないのが残念。

Imgp2463 

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