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花の咲かない冬の日は ジュビロJ2降格

Imgp2037_1 (2013.11.24)  表題の

 花の咲かない冬の日は

の次は、

 根を下へ下へと伸ばせ

と続く。捲土重来(けんどちょうらい)を期すときのうまいたとえである。

 J2降格が決った直後のジュビロ磐田と、大混戦の首位争いで頭一つ飛び出した首位、横浜FMの先日の試合をBS放送で観戦して、つくづくこのことを痛感した。ジュビロにとってはホームゲームなのだから、ここで勝って、来季につなげてほしいという願いも、0対1でマリノスの勝ちパターンでくだけた。

 ブログ子は浜松に暮らしているから、当然、磐田ファン。その欲目でみても、この試合では、われかれのメンタル面の差だけでは説明できないほど、磐田の非力、地力の差をはっきりと感じた。地力あっての戦術。その巧拙、士気だけではどうにもならない事態に陥っている試合だった。シーズン途中、監督が交代しても状況を好転させることができなかったのは、このことを裏付けている。

 要するに、J1がスタートして20年、はっきり言えば、来るべきものがついに来たということだ。

 ● この10年、歯止めかからぬ凋落傾向

 最初の10年は上り調子だった。

 2002年には、いわゆる完全優勝するなど2001年前後の4、5年は常に優勝かそれにからむジュビロの黄金時代だった。その後一転、この10年のトレンドはJ2への降格という下り坂に向って長期低落傾向が続き、一向に歯止めがかかったようにはみえなかった。

 このトレンドからも、小手先の対策では汚名返上、名誉挽回はとうてい望めない。データはこのことをはっきりと示している。

 サッカーには詳しくないが、若手育成など、それこそ根を下へ、下へと伸ばす思い切った対策を打ち出すしかない。この機会こそ、過去の栄光をかなぐり捨てて、本気で抜本策に取り組む時期だ。

 あせって短期でJ1復帰を狙うのは、ますます深みにはまる。この10年のトレンドで徐々に失っていったものを、わずか1年で一気に取り戻せるほど、J1は甘くはない気がする。進歩どころか、チーム体質も含めて日々進化していかなければならないからだ。

 ● なぜ若手の人材育成が必要か

 先日出場国32チームが決まるなど、来年はワールドカップの年。華々しいばかりがサッカーではない。

 上を見るよりも、足元を見よ。そういいたい。

 心技体というチームの基礎体力づくりという足元から、地道に根を下へ下へと伸ばしてほしい。若手を育て地力のついたジュビロに生まれ変わってほしい。

 なぜ若手の人材育成が大事か。

 若手のやる気を引き出すだけではない。その下からのやる気が、チーム内に、進歩と進化に欠かせない生き残りの競争意識を生み出す。競争意識は選手全体のやる気と自主性を刺激する。それがまた、若手のやる気を一層引き出す。

 こうしたチーム活性化こそが今のジュビロに必要なことではないか。

 若手の登場とチーム内での競争意識、そして自発性。

 ファンはみんなそんな好循環が早くチーム内に醸成されることを、今願っていると思う。

 (写真は、11月23日にヤマハスタジアムで行なわれたジュビロ磐田対横浜FMの試合=BS1テレビ画面より)

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投稿: pr0n | 2013年12月22日 (日) 20時04分

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