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春告魚、いさざのおどり食い

(2013.02.23)  語呂合わせなのだが、最近では

 静岡県で、きょう2月23日と言えば、「富士山の日」

ということになっている。しかし、北陸生まれで、北陸育ちのブログ子としては、今ごろの季節になると、春遠からじという気分で

 いさざ

を思い浮かべる。

 Image707 奥能登の穴水町では、毎年、まもなく、このいさざを中心にした「まいもんまつり」が開かれている。春を待ち焦がれる奥能登の人たちの気持ちが、よくわかる。寒風のなか、そろそろ、四つ手網で、いさざ漁が始まるだろう。

 俳句では冬の季語なのだが、春告魚の異名はいかにも、風流。

 漢字では、「魚」へんに、つくりは「少」と書く。なるほど、いまごろの季節、産卵のため川を遡上してくるのだが、その透き通ったメダカのような姿は、魚という印象は薄い。だからだろうか、全国的な言い方としては、

 しろうお、しらうお

といい、漢字では白魚と書く場合が多い。

 そんなスズキ目ハゼ科のいさざが、JR浜松駅のデパ地下の鮮魚店に、早春の味として袋に水とともに生きたまま入れて並んでいた( 写真。 佐賀県産。50匹くらい入って1袋=680円。写真左奥は網走湖産シジミ。1盛398円 )。

 このいさざ、ブログ子もそうだが、

 おどり食い

といって、そのままかまずに食べるのが一番おいしい。のど越しを楽しむのである。ピチャピチャはねないように、少し粘り気のある酢醤油とともに楽しむのが粋。金沢あたりの料亭では、20匹ぐらいで2000円ぐらいは取られる。

 デパ地下には、同じ冬の季語、今が旬のまるまると太った赤ナマコも並んでいたことを付け加えておこう。

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