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肉に見せられるワケ 朝日新聞「GLOBE」

(2012.11.19)  ブログ子は、今は新聞を定期購読はしていない。時々、街で気まぐれで、どの新聞を買うかも、その時々の気分で、各紙ほぼランダムに選んでいる。

 Image12973globe2 先日の日曜日は朝日新聞を買ったのだが、ほとんど読むところはなかった。見るも無残な広告にはうんざり。ごみ箱に捨てようかと思ったら、挟み込まれたカラー別刷の「The GLOBE」というのが、足元に落ちた。拾って一緒にごみ入れに入れようとしたら、カラーの表紙カバーデザインにびっくり( 写真 )。訴求力があった。

 肉食 Why eat meet ? ( 私たちはなぜ肉を食べるのだろう )

というものだった。

 「世界の肉消費量の推移」のグラフが焼きあがったステーキ肉を背景にして載っていた。

 なぜ肉を食べるのか、

というちょっと気付かない意外な疑問に答えようとしている特集が鋭い。しかも、この50年、世界の人口は2倍にしかならなかったのに、豚肉、鶏肉、牛肉をあわせた肉の消費量は4倍。

 Why ( なぜだ ) ? 

というわけだ。特集では、牛肉派でGLOBE記者の梶原みずほさんが、世界のあちこちを取材して、ほかのGLOBE記者とともにタブロイド版7ページにまとめている。安倍ジャーナリストフェローであり、ロンドン大キングスカレッジ客員研究員だからか、

 読み応え十分

だった。1部150円がとても安い気分になった。ひょっとすると本体の記事がつまらなかったからこそ、出合った記事だと感謝したくらいだ。

 7ページの特集を読めば、世界の肉事情を通じて、国際情勢がよくわかった。しかも、日本が置かれている立場も、なるほどと納得できた。

 さすがは、安倍ジャーナリスト・フェローだけのことはある。

 梶原さんは、特集の最後に、このカバー写真を撮った経緯を書いているが、肉が人に魅せられるワケをなかなか科学的に、そして見事に随筆風に解説していた。

 それを見て、肉食派とはとてもいえないブログ子も、牛肉でも、豚肉でも、鶏肉でももっと食べなくては、という気持ちにさせられた。せめて、もっと居酒屋でヤキトリでも食べなくては、と思ったものだ。

 梶原さんによると、肉の中には、もともと脳を刺激して快感を生み出す化学物質が潜んでいる

というのだから。それが、人が肉に見せられる科学的な理由らしい。

 そんな肉だが、実は、この肉、人間が人工的にはまだまだつくりだせないというから、驚くばかりだ。

  補遺

 脳はどのようにして食欲を生み出しているのか、そしてなぜ食欲が必要なのかを脳生理学の見地から解説した

 『食欲の科学』(櫻井武、講談社ブルーバック)

が、最近出版されている。食欲は食べるだけでは満たされないという、食欲の絶妙な仕組みに感心した。

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