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人生に乾杯 ! 秋吉久美子の場合

(2012.07.20)  小沢一郎よ決起せよ、と特集でけしかけていた「週刊朝日」(2012年7月13日号)を喫茶店でパラパラとめくっていたら、その特集の横に、

 インタビュー連載「人生に乾杯 ! 」Image741_2

という欄に静岡県富士宮市生まれの女優、秋吉久美子が登場していた。

 全共闘世代や団塊世代には圧倒的な人気だったが、こびずに、突っ張る、理屈っぽい美少女だった彼女の写真が大きく載っていた。18歳で映画界にデビューした当時の写真だが、にこりともしていない。こびないというのは、デビュー当時から変わっていないことが、これでわかった。

 驚いたのは、それから40年、現在、58歳の彼女がインタビューにこたえて、

 いつかギリシャ語を勉強して「プラトン」を原書で読んでみたい

とさらりと語っていることだった。彼女が言うと、本当にそうなるかもしれないと思うから不思議だ。

 理屈っぽいというのも、いまだ変わっていないのだ。別のインタビューシリーズ(「週刊現代」2004年2月28号「私の好きな唄」)で、中学時代には科学部に入っていろいろな実験をして楽しんでいたと語っているから、もともと根は理屈っぽいたちなのかもしれない。

 そんな彼女だが、

 今から8年前、50歳で再婚し、

 26歳年下の夫と〝男同士〟で暮らしている

というのも、すごい。人生いろいろとはいうものの、何度目かの壊し屋家業でもどっこい生きている小沢一郎氏も真っ青の破天荒さだ。

 そして、ふと思った。

 「いつか宇宙服を着て火星に〝帰って〟みたい」

と言い出すのではないかと。そういっても、少しも不思議に思わないほど、不思議な人生を生きる人だとうれしくなった。

  いや、ひょっとすると、

 「いつか宇宙服を着て太陽系の果て、冥王星に〝帰って〟みたい」

と言い出しかねない人のようにも思った。

 「人生に乾杯」というのは、彼女や小沢一郎氏のような尋常ではない険路の道を歩む人たちのために用意された言葉かもしれない。

 補遺 後日談

 それでは、58歳の彼女、さすがに少しは笑顔を浮かべているのではないか、と思っていた。ところが、なんと、彼女は今もってこびない。

 Image941 その証拠写真が、女性ファション月刊誌「クロワッサン プレミアム」(2012年10月号)の「秋吉さんが着るレースの魅力」というカバーと特集記事( 写真 )。いずれにも、微笑んでいる写真はない。これに対し、この写真にも映っている左端の「MORE(モア)」のカバーを飾っている女性は口をあけて快活に笑っている。これが普通なのだ。

 それでも、秋吉久美子は、懲りずに笑わない。しかも、レースの魅力について、特集記事で

 少年のような気持ちになってレースを着よう

と書いている。女性ファッション雑誌にこんなコメントをするのは、秋吉久美子大明神だけだろう。デビュー以来、この40年間、彼女の姿勢は一貫して変わっていないことがわかる。

 こんなこと、男にできるだろうか。ブログ子にはできない。それができる。そこが彼女の魅力なのだろう。

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