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ニッチでリッチな「ジビエ」料理 ?

(2012.06.01)  世の中には、したたかというか、アイデアマンはいるものだ。先日、小谷真生子キャスターのBSジャパン番組「WBS ワールド・ビジネス・サテライト」をたまたま見ていたら、

 ジビエ料理 ニッチでリッチな言葉

というのをレポートしていた。

 「ジビエ料理 ?  」

と戸惑った。「 gibier 」と書くそうだ。野生の動物の肉料理のことで、フランス高級料理の部類らしい。ジビエコロッケが和歌山県の子どもたちには人気とか。

 レポートを見ていると、どうやら、シカやイノシシが全国どこでも繁殖しすぎて、山里や高山でその食害が問題になっている。そこで、

 もっとシカやイノシシの肉を食べようという

ということらしい。今では、日本ジビエ振興協議会も設立されており、業態が異なる異業種交流も盛んだという。ワインとジビエ料理は相性がいいらしく、全国への普及も順調に進んでいるなど、ニッチらしいビジネスが生まれていることがわかった。

  Image581 ブログ子が暮らす静岡県でも、伊豆半島、富士山、南アルプスでシカの食害がこの10年手がつけられないほど広がっていて、作物が食い荒らされるなどで農家は苦しんでいる。それだけでなく、最近では南アルプスの山頂付近の高山植物が根こそぎ食い荒らされるなど、高山植物の保護の観点からも放置できない事態に至っている。

 その実態を少しでも肌で感じたいと、ブログ子も2009年、2010年と連続で、自然保護の関係者と静岡市北部のさわら島に出かけた。想像以上に高山植物が、主としてシカの食害のせいで減っていることを実感した。

 2009年11月7日付静岡新聞社説 ( 写真 )は

 南アルプスシカ食害 3県連携し対策急ごう

 2010年3月20日付「社説」でも、

 シカ被害防止 総合対策へ行動する時

をかかげいる。後者では、捕獲技術の高度化のほか「(殺)処分したシカの有効活用も欠かせない」として、伊豆市の県内ではじめての食肉加工場の建設方針について、触れている。

 しかし、工場もさることながら、消費や流通の拡大策が基本的な対策だろう。ジビエ料理というしゃれた言い方で、消費者を引き付ける作戦をぜひ成功させたいものだ。

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コメント

猪や鹿対策に狼の導入 参照 http://japan-wolf.org/content/faq/

投稿: 名無し | 2013年1月28日 (月) 08時00分

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