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バーベルあげちゃった 金沢学院大の女子重量挙げ

(2012.06.11)  偶然だが、日曜日夜、BS1のテレビを見ていたら、今をときめく西川美和映画監督が演出した

 「重力に逆らってまで」

というスポーツドキュメンタリーを見てしまった。金沢学院大学(金沢市)の女子ウエイトリフティング部のロンドン五輪挑戦物語である。ブログ子は、10年ほど前、同大の教員をしていたから、出演していた橋田麻由選手の今も健気で明るいその姿をなつかしく思い出した。

 見終わって、西川監督はどんなつもりで演出したかは知らないが、

 廃部寸前の大学相撲部を舞台にした「シコふんじゃった」(周防正行監督、本木雅弘主演、1992年)や

 埼玉県立川越高校の廃部寸前の水泳部をモデルにした青春映画「ウォーターボーイズ」(矢口史靖監督、2001年)

に次ぐ、第三の青春スポーツ映画に仕立て上げてほしいと思わずにはいられなかった。マイナーとはいえ、日本で初めての女性が主役のスポーツ青春映画である。マイナースポーツであるということで、かえって国民の多くが共感するだろう。

 学院大のトレーニング場には、

 常勝気流

という横断幕が高々と掲げられていたが、ブログ子の在籍した当時も今もこの気概に変わりがないように感じた。

  番組でも語られていたが、若い乙女が、なんで苦しい思いまでして「重力に逆らってまで」バーベルを挙げるのか。生きるとは何か、青春とは何か。そんな答えのないテーマにユーモアも交えてまじめに取り組む青春映画が今は少ない。それだけに、出演していた最重量級75キ超級の城内史子選手の明るい性格は貴重である。

 華やかな種目の、そしてオリンピックに誰が出場するのかということばかりが、放映されるようでは、日本のスポーツレベルやすそ野は飛躍しないし、広がらないだろう。

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