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雑草にも生いたちがある ある友人からの賀状

(2012.01.13)  そろそろ賀状のやり取りも終わり、日常生活に戻った人も多いだろう。ブログ子も、定年後はめっきり賀状をいただくことが少なくなった。出すほうも少なくなったのだから、当然かもしれない。

 そんな中、長野県上田市に住み、戦没画学生を慰霊するための美術館などを運営している古くからの友人、Kさんは、ブログ子の定年前も、定年後も少しも変わらず、毎年、強く印象に残る賀状を届けてくれている。今年もまた届いた。

 裏面の真ん中に、青色の万年筆で、前年の活動を総括したような一言が、こんなふうに書かれている(謹賀新年の文字と西暦の数字は印刷)。

 謹賀新年 2009 暗夜に ひとつの灯

 謹賀新年 2010 あっというまに また一年

 謹賀新年 2011 明日枯れる花にも 水をあげたい

 謹賀新年 2012 雑草にも 生いたちがある

 いくつもの美術館に、それもほとんど無名に近い人たちに焦点を当てた作品を収集し、見てもらうのだから、当然、苦労が多いはずだが、そんな話は一言も書かない。上記の短い一言は、Kさんの元旦の本当の感慨なのだろう。それらはいずれも上から目線ではないのがいい。かそけきものに対する愛情が静かに伝わってくる。

 短いが、心にしみる。

 来年はどんな一言が届くのだろう。楽しみにしている。

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