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吉川英治『新・平家物語』(全8巻)を読む 

(2012.01.03)  NHK大河ドラマ、「平清盛」が今度の日曜日からいよいよスタートする。

 ブログ子は、理系だったせいか、京都に15年くらい学生・社会人として暮らしたというのに、市内の平家物語のゆかりの地を巡ったことがなかった。笑われるかもしれないが、せいぜい御所に数回行ったことがあるだけだ。祇園・八坂神社が、平家物語とどんな関係にあるか、いまもって知らない。

 西日本にもあまり旅行したこともない。大学受験で「日本史」を選択しなかったことも、今思うと、日本の歴史を軽視したようで浅はかだった。

 そこで、この機会に、定年後の「下山の時代」を楽しむの第一条に挙げた超大長編を読むということで、古本屋で

 吉川英治の『新・平家物語』(全8巻)

を買ってきて、読み始めた。箱入り、しかも布張り装丁、新品同様の全8巻で、

 わずか1000円

だった。これで、3、4か月は楽しめる。「新・平家物語の旅」というのが、各巻に写真入で付いている。評論家の尾崎秀樹氏の文章もついている。さしえは、吉川英治記念館蔵の美しいカラーであり、いたれりつくせり。

 これで、1000円とは、いかにも安いし、定年後のブログ子にとってはうれしい。

 NHKのドラマには、原作がないというから、吉川版平清盛とどうちがうか、比較しながら、それぞれの人物の心の葛藤や登場人物との対立などドラマを楽しみたい。

 ドラマのポイントは、敗者、平家の姿を勝者、源氏側から描くことと、

 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり

という、どちらかというと暗い仏教観を吹き飛ばし、舞台となる平安末期を活気に満ちた時代としてどう描くか、ということらしい。別の言い方をすれば、武士はいかにして登場し、支配者となっていったか、ということだが、そのあたりをとくと拝見したい。

 今年は、この機会に、京都のほか、少なくとももう一箇所、西日本の平家ゆかりの地を訪ねてみたい。

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