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さらば、孤舟  「浜松単身の会」の知縁   定年退職後の無縁社会を乗りこえる

先日、このブログで「浜松にシニア単身(赴任)者支える交流会を」と書いたら、浜松市の地区社会福祉協議会のボランティア相談員から、

 青山歯科室(浜松市中区)のA院長

を紹介していただいた。浜松単身の会「アクティブ」の世話役だ。早速、Aさんをたずねた。もともと、市民に的確な健康情報を届けようと組織したNPO法人「ヘルスブレインネットワーク(HBN)の理事長をしていたというだけあって、本業の歯科だけでなく、手広い。たとえば社会とのかかわりのある労働衛生コンサルタント、介護支援専門員も兼ねている。間口が広く、ただの歯医者さんではないと感じた。落ち着いた話し方の中に社会を見る鋭くもやさしい眼がある。

 「今月25日夜、会の新年会があるから、なんならビジター(お客様)としてお出でになりませんか」

といとも気軽に誘ってくれた。気楽な会ですよ、と言ってくれたので、その場で一度参加してみたいと、厚かましくも参加することに決めた(場所は、浜松駅前のアクトシティ)。

 「これも〝知縁〟」

と素直に感じた。当日は40人以上が集まるそうだから、楽しみだ。

 最近では『孤舟』(渡辺淳一)の腰巻に曰く「定年退職して始まる本当の孤独 !」とか、

 『無縁社会 無縁死3万2千人の衝撃』(文藝春秋)とか、

 『単身急増社会の衝撃』の帯には「単身世帯は現在の30%から2030年には37%に」

とか、明日はわが身、いやもうわが身としみじみ感じてしまうような脅し文句がぞろぞろ出ている。

 定年離婚など、社縁、血縁、地縁がなくなっても、あるいは薄れても

 知恵を出し合い、支えあう「知縁」

がある。それが単身者の会だろう。なんだか、あったかそうである。みんながこれまでの経験を持ち寄り、寄せ鍋を食べるような新年会になるのだろうか。みんなが一品知恵を持ち寄る。そんな会かもしれない。孤舟にならないように、なってしまった人にも小舟が近づくように、知恵を交換するライフワーク、ボランティア活動もいい。

 そんな思いを語ったら、A院長、

 「そんなにかたく考えなくてもいいのでは」

と諭してくれた。ついつい、ブログ氏、気のあったもの同士時たま赤提灯にいくのもよし、渡辺淳一氏よろしく「老いても恋を」で社交ダンスをするのもいいではないかと思ってしまった。

 束縛のすくない自由さと、それと裏腹の関係にある孤独感。それらをうまく調整して自立して生きる。それが、知縁であり、新たな「本業」に乗り出す50代や定年後のライフスタイルでありたい。

 新年会にビジターとして参加したい人は、コメント欄に連絡先を。うまく行けば、参加できるかもしれないような話し振りだった。

 集まれ、シニア単身(赴任)者、孤舟族 !

 人のネットワークはあたたかい。そんな一日だった。2011.01.13

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コメント

私も「孤舟」を読んだが、いかにも渡辺淳一的な老いても恋という感じ。現実とはやや乖離している。ビジターとして、行ってみたいが、えらいさんばかりではないか。ちょっと心配。

投稿: まー坊 | 2011年1月14日 (金) 08時17分

参加したい。浜松市住民でないとだめなのか。連絡を。参加資格などは?

投稿: 山崎純也 | 2011年1月14日 (金) 08時24分

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