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日米同盟50年 日本は主動的な外交をしてきたか

 NHKスペシャルで

 日米安保50年

を放送している。このシリーズ放送を見終わって、思った。50年前の改定時の日本防衛の義務付けにしろ、1960年代の核政策にしろ、1980年代の条約の軍事同盟化にしろ、1990年代の冷戦後の見直し・再認識論議にしろ、そして、21世紀に入っての周辺事態対応にしろ、

 日本は、アメリカに追随するばかりで、主体的に、もっと強く言えば主動的に、時代の要請にこたえようとしていたか、

という疑問だ。アメリカは終始、日本に対して主導、あるいは主動的な対応をしていたのは間違いない。しかし、日本はひたすらアメリカの意向をうかがい、云いなりだったように感じた。

 そこで、思い出したのだが、今から100年以上も前の

日英同盟

のことだ。これについては、今放送中の「坂の上の雲」にも出てくる。

 『ロシア戦争前後の秋山真之 明治期日本人の一肖像』(全2巻、島田謹二、朝日新聞社)

という浩瀚な大労作がある。「坂の上の雲」にはない詳細な同盟前後の背景が紹介されている。たとえば、

 満韓をめぐる外交のつばぜりあい

は、行き詰るような緊張感が漂ってくる。結論的に云えば、

 「この桂内閣の外交政策が今までの慣例を変えて、日本が主動者の地位に立って、英米両国を誘導し、清国を啓発し、ロシアをたじたじとさせている。それは外交史上空前の成功と一部の有力政党員からは評価された」

となる。日本もかつては、知力を振り絞って自らの運命を切り開こうとしていたのだ。決して、日本はもともと外交苦手ではなかったのだ。以心伝心の文化だけではないと、この大労作を読み終えて、感じた。

 そんなことを考えさせられた。

 それにしても、原作の司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」もすごい大歴史小説だが、島田謹二さんの大労作は、それ以上にすごい著作だ。島田さんの晩年20年間の執念の著作だというから、なお驚く。秋山真之のロシア戦争前夜の行動をこれほど克明に掘り起こせるものか。歴史学者はすごい。2010.12.11

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コメント


「練習したい」なんてウソだ~!!!
コイツマジで上手すぎるってば!!!
http://npvlhpa.less.g-killing.net/
ギンギンにされて、そのまま玩ばれたぁあ!!!

投稿: ぜってーコイツ慣れてるって! | 2010年12月14日 (火) 02時33分


後ろもこんなに気持ち良かったんだなww
舌入れてきてゾクゾクッッと震えが止まらなくて失神してたわ(汗
目が覚めたら俺の息子をパックンチョ!ご褒美に中にドックンですわ(^o^)
http://3fy01qg.yes.snapknap.com/

投稿: 脅威の後ろ攻め♪ | 2010年12月17日 (金) 20時44分

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