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小椋佳、浜松で意気軒昂コンサート  演奏家ドラマ「黒い瞳」 舞台はスペイン

  久しぶりに、浜松とは縁の深い小椋佳のコンサートに出かけた。「歌創り40年、旅途上。」と銘打ったコンサートツアーなのだが、テーマは運命的な)めぐり合いという意味の「邂逅(かいこう)」で、場所はアクトシティ浜松。66歳と、歳を重ねて、いい老い方をしていたのが、うれしかった。意欲的でもある。

 たとえば、ステージのバックに控える若いバンド演奏家の方々が、それぞれの演奏位置は動かず、演奏家によるいわば音楽ドラマを30分ほど披露していた。舞台はスペイン。フラメンコ・ギタリストの若き日の恋と挫折の物語「黒い瞳」。小椋さんが、ステージで物語の地の文を詩的に読み上げ、会話の部分を役を割り当てられた各演奏家が台詞を言うというなかなか凝った趣向である。

 テーマソング、あるいはドラマの中で流れる音楽の多くは、小椋さんが4年前に出したCD

 「未熟の晩鐘」

から採用していた。

 なにしろ、ピアニストが鍵盤の前で歌う。キーボード、ギタリストが演奏位置にとどまったまま、俳優のように台詞を言う。バイオリン演奏家にも台詞があるのである。初めてそんな舞台を観た。しかも、彼らは演奏もするのである。

 コンサート最後は、

 ときめきの「祭り創り」で、会場の手拍子でにぎやかに締めくくった。

 ともかく、座って歌うことの多い小椋佳さんが、今回、何曲かは立って歌っていたのが印象に残った。意気軒昂なコンサートで、元気が出た。年に何回かはこうした生演奏に出かけたいものだ。

 公演後、ときどき出かける赤提灯「なとり」で飲んでいたら、たまたま隣りの席のお二人さんもこのコンサートに出かけていたそうだ。ママさんも加わって、

 最近の歌事情

で盛り上がった。この夏、一番の「邂逅」だったかもしれない。それにしても今年の暑い夏も、そろそろ終わりだなあ。2010.08.28

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