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北海道森町の駅弁「いかめし」の驚異 シンプル イズ ナンバーワン 全国一 駅弁の甲子園

 久しぶりにNHK土曜番組「ワンダー×ワンダー」を見てみた。テーマは「駅弁の甲子園」。会場は都内の京王百貨店「Keio」。こんな面白いイベントがあるとは、ついぞ知らなかった。番組によると、これまでの全国一は

北海道森町の「いかめし」 老舗駅弁屋いかめし阿部商店 電話=01374-2-2256 

 森町は函館市の北側に隣接する自治体。12日間の大会で、なんと6万個以上も売れたという(京王百貨店に設けられた会場全体では33万個以上、7億円の売上)。断トツの一位で、この駅弁、もう40年近く№1を独走中なのだ。いかめしのことは、知っていたが、これほどとは思わなかった。その次は「牛肉どまん中」。そして、「甲州かつサンド」だが、静岡県関係では「富士宮やきそば」弁当もあった。器が有田焼の「有田焼カレー」。さらに、鹿児島県出水市の「黒豚赤ワインステーキ弁当」も現地取材も番組で紹介されていた。九州新幹線開通で地元消費が低迷することが予想され、販路開拓の一つとして出品されたという。ベスト10に入れば全国から注文が殺到するというから、イベントは販路開拓の重要なきっかけになるらしい。

 諸外国にはあまり例がない日本独特の弁当文化はすごい。

  ところで、あらためて、売れる弁当の特徴について、考えてみた。

 シンプルで、一点豪華主義の弁当

これが、訴求力のある駅弁ではないかということだった。あれもこれも入れては特色がわかりにくく、売れにくい。

 いかめし

と、これはわかりやすい。なにしろ小型スルメイカに、もち米とうるち米を入れて、特製の秘伝のたれを付ける、そんないかが2個入って、これだけなのだ。そのほかの具も、箸さえもついていない。箱も小さく、包装も今風ではなく、むしろ古風だ。

聞くところによると、1941年ごろ小型スルメイカは商品価値が低く、なにかうまい有効活用がないかということで考え出された商品というから、びっくりだ。

 そんないかめしだが、シンプルなのが、かえってアピールするのかも知れない。

 これに対し、味はともかく、あれもこれも入れた、たとえば、高知県馬路の

「馬路温泉弁当」

などは、大会中、2610個しか売れなかった(それでも、すごいが)こととも関係がありそうだ。

番組は、売れる商品とは何か、ということを文句の付けようのない具体的な商品数で、しかも実演販売という目に見えるやり方で教えてくれた。その意味で確かにワンダーな番組だった。

 老舗はすごい。そう思うと、久しぶりに「いかめし」が食べてみたくなった。2010.03.14

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