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「横綱の品格」って何だろう 静岡新聞社「社説」読んで

 静岡新聞社の2月5日付社説

 朝青龍引退 土俵の美学理解できず

を読んで、あらためて

 「横綱の品格」ってなんだろう

と考えた。どの新聞の社説を読んでも、この疑問に対する明確な答えはなかったように感じた。そこで、自分で考えたのだが、要するに

 土俵上にあっては、勝ち負けにかかわらず、対戦相手を敬う振る舞いをする

ということではないか。そうすれば、社説に書いてあったような「まげをつかむ反則」もしないだろう。土俵上でのダメ押しのダメ押し、というはしたない行為もなくなるだろう。ましてや相手を敬う気持ちがあれば、勝った時のガッツポーズも慎むだろう。もうひとつ、

 土俵外にあっては、社会的な常識をわきまえる

ということも品格には含まれるだろう。そうすれば、「風呂場で対戦相手と口論を起こす」こともないだろう。いわんや、「過去に本場所で敗れた格下の相手に対し、けいこでたたきのめす」ようなこともできないだろう。社説によると、朝青龍には、けいこで「プロレスまがいの技で、けがをさせることまであった」というから、この常識が欠けていたといわれても仕方がない。

 横綱の品格とは、何もむずかしいことではない。土俵上にあっては相手を敬った戦い方をし、土俵外では、横綱に限らず、だれでもが求められる常識という社会規範を守ることなのだ。

 横綱の品格とは何か、と真正面からあらためて問われれば、ちょっと答えに窮するかも知れない。が、実は、簡単なことなのだ。簡単すぎて、かえって答えられないというのが、

 「横綱の品格」

なのだ。そんなことを社説から学んだ。

 ただ、別の角度から、マスコミに少し厳しく言えば、引退した後で、こうした行状をあれこれ言うのではなく、事あるごとにもっと指摘する必要があったと思う。マスコミがあまりこうした朝青龍の行状をたしなめなかったことが朝青龍を増長させた大きな要因だったように思う。指導に当たる親方だけが問題ではないのだ。2010.02.12

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