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歴代天皇のうち、富士山を初めて見たのは誰で、それはいつか

 表題の質問の答えは、

 明治元年10月4日、明治天皇が、現在のJR金谷駅にあるトンネルの上にあたる金谷台だ。小生は、平日、浜松から静岡までJRでこのトンネルを通過しているが、まさか、この上で明治天皇が、歴史上初めて富士山を眺めたとは知らなかった。2月22日付静岡新聞

 連載「皇室と静岡 天皇、大井川を渡る」

で、静岡福祉大学教授の小田部雄次さんが書いている。小田部さんは、皇室に詳しいことから、信頼していいだろう。金谷からは確かに、大井川越しに晴れていれば富士山が見える。ただし、現在は、大井川沿いにある東海パルプの工場煙突も見え、時々、煙突から白い煙が出ているのが気になるが、明治のころは、それもなかったから、天皇もその雄姿にきっと感動したに違いない。

 それにしても、明治維新で天皇が京都から江戸東京に遷都するまで、富士山を直接見ることはなかったことに初めてこの連載を読むまで気付かなかったのは、不覚だった。

 では、どうして渡ったかというと、まだ、鉄道は当然なかったから、昼食をとった後、見出しにあるように

 中州から中州へと仮橋架け

と大井川を渡ったらしい。つまり、それまでは人足の肩車か、蓮台によるしかなかったという。しかし、明治天皇は、それらではなく、禁止されていた架橋で、堂々と渡ったのだ。

 徳川時代は終わったということを天下に知らしめる一大イベント

だっただろうと思った。その後は、明治天皇も大正天皇も昭和天皇も鉄道で通過したらしい。

 身近な通勤風景の中にも、こんな歴史的な出来事があったことに驚いた。2010.02.25

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