« 氷河期がやってくる? 長崎、鹿児島に大雪 | トップページ | 広島と長崎の二度、原爆にあった男 山口彊(つとむ)の 数奇な人生と崇高な行動 »

散り際の美学はどうなる 突然変異でサクラ年中咲かせる いいの?

 1月15日付静岡新聞の第三社会面を見ていたら、ベタ記事で

 花見 年中楽しめる? 理研がサクラの新品種

 サクラに放射線の一種、重イオンビームを当てて突然変異を誘発し、室内で栽培すれば一年中いつでも花が咲く新品種を開発したと報じられている。発表したのは、開発者の理化学研究所仁科加速器研究センターの研究員だ。

 通常の桜木は、秋から冬にかけての低温で休眠する。突然変異でこの休眠期間をなくすことに成功したらしい。つまり、屋外では年春と秋の二度、桜木は花をつける。さらに、屋外に比べ寒暖差のほとんどない室内では四季折々、四季をを通じてというか、いつでも花が咲いた状態にしておくことができるらしい。

 さらには、葉を落とすなどで、巧みに調整すれば、すべての花の開花時期をそろえることもできる。そうなれば、一斉に開花し、しかも、花の数は通常の数倍にもなり、豪華な咲きぶりのサクラになるという。

 花は桜木、人は武士。桜木の散り際の良さは日本人の美意識をむよく表している。しかし、突然変異の桜木では、年中咲いているのだから、

 散り際の美学なんて、もはや見られなくなりそうだ。

 こうした特定の突然変異も、進化論的に言えば、いくつかのランダムな突然変異から特定の変異を人為的にピックアップして品種改良するという意味で人為選択なのだろう。自然選択では生まれない。

 この伝で言えば、人間だって、多くの変異の中から、特定の突然変異を選択すれば、例えば、空飛ぶ新人類を生み出すことだってできる案配だ。遺伝できるように卵子や精子という生殖細胞に突然変異を起こさせれば、この新人類は新たな種を形成するのだろう。

2010.01.15

|

« 氷河期がやってくる? 長崎、鹿児島に大雪 | トップページ | 広島と長崎の二度、原爆にあった男 山口彊(つとむ)の 数奇な人生と崇高な行動 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533942/47299070

この記事へのトラックバック一覧です: 散り際の美学はどうなる 突然変異でサクラ年中咲かせる いいの?:

« 氷河期がやってくる? 長崎、鹿児島に大雪 | トップページ | 広島と長崎の二度、原爆にあった男 山口彊(つとむ)の 数奇な人生と崇高な行動 »