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ソーラーカーは今 オーストラリア大陸横断、公道3000キロ

 土曜日の夜、毎週楽しみにしているNHK「ワンダー×ワンダー」を見ていたら、オーストラリアの北、キャサリン市から、真南に大陸を横断、砂漠地帯の公道をアデレート市まで3000キロを走破するというソーラーカーレースを紹介していた。2009年10月下旬に開催されており、4日間の耐久レースだ。結局、日本の東海大グループが優勝した。シャープやヤマハが技術支援をしている。

 番組では、東海大の木村英樹教授(おそらく、同大チャレンジセンター所属)がスタジオで苦労話を語っていた。

 レースを見ての感想は、ようやくここまで来たか、オーストラリアではソーラーカーも一般道路の公道を走れるのか、と感心した。

 しかし、番組のタイトルにもあった「未来の車」になるのは、近距離通勤用ならともかく、またはハイブリッド車なら可能かも知れないが、単独では、今の車に取って代わるのはほぼ不可能だろう。太陽電池パネルでは太陽光のエネルギー密度が薄くて、貼りつけるパネルが大きくなりすぎて、とても公道を走れるようにコンパクトにはできない。技術的な限界というよりも、原理的な問題だ。いくら変換効率を、100%は無理としても、その半分50%近くまで上げたとしても無理だろう。

 そんな思いで、見ていたが、思い出すのは、国内ではかつて最大級のレースだった「ソーラーカーレース イン 能登」のことだ。能登半島の付け根、千里浜なぎさドライブウエイの砂浜での往復10キロのレースだ。1992年8月末のレースでは、小生も現地で観戦したが、「HONDA R&D」が優勝した。ゴキブリのような車体だった。地元の工業高校もがんばっていたと記憶する。

 それに比べると、18年後の今回は、公道で3000キロ、なんと時速100キロのスピードというのはすごい進歩である。砂嵐にも耐えたレース運びには、ひょっとすると未来車になるのかもしれないという気にはなった。このオーストラリアのレースではホンダも優勝している。

 こうした挑戦から、いつか限界を破るアッと驚くブレイクスルーが生まれるのかも知れない。賢しらな限界説は慎みたい。若者よ、挑戦だ。2010.01.24

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