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チェルノブイリを世界遺産に 炉心への旅 風化する石棺、風化しない恐怖 

 2010年4月末で、24年がたつ。チェルノブイリ原発事故のことである。

 今、どうなっているのか

 「週刊新潮」1月14日号に、ライターの藤倉善郎氏の〝決死〟と言えばオーバーだが、チェルノブイリルポが写真付きで載っている。

 チェルノブイリ 炉心への旅

である。この記事を読んであらためて、

 石の棺の激しい老朽化

 に驚いた。このままでは、原発近くでは自然放射線の600倍以上という今も危険な放射線を出している棺が壊れ、再び、崩壊した原発がむきだしになるだろう。それを防止するために、今、

 新棺の建設計画

も進んでいるという。この戦慄の記事を読んで、思った。

 この石の棺こそ、人類共通の負の遺産として、世界遺産として登録すべきだ。

 ロシア政府にとって、社会主義政権がしでかした恐怖の事故を二度と繰り返さない教訓にすることは、有益だろう。

 ポーランドのアウシュビッツ強制収容所、日本の原爆ドームと並んで、世界の三大負の世界遺産として大切に保存したい。新しい棺づくりに1000億円規模の資金が要るという。また、危険な放射線がある程度弱まるまでには、まだ100年はかかるという。

 だとするならば、世界遺産に登録し、100年間にわたる資金集めに一役果たすのも、世界遺産の趣旨に沿うだろう。

 チェルノブイリを世界遺産に !

 それにしても、チェルノブイリ原発、今は40万円を支払えば、ガイド付きで観光できるというのだから、皮肉だ。歴史がゆがめられる前に世界遺産にしたい。2010.01.17

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