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ダメ押しか、奈良・桜井茶臼山古墳から銅鏡81枚 「卑弥呼」年号入りも

 先日、この欄で

 邪馬台国=畿内説り決定打か

という記事を書いたが、1月8日付静岡新聞に、見出しのような記事が出ていて、

 もはや畿内説は確実、今回の出土はダメ押しか

という感想を抱いた。謎の4世紀をはさんで

 奈良県桜井市を中心とする3世紀の卑弥呼の時代から、5世紀の畿内を中心とした初期大和政権へ、スムースに移行したようだ。 

 ところで、一昨年秋、竹中直人+吉永小百合主演の「まぼろしの邪馬台国」という映画が全国の東映系映画館で公開された。しかし、どうやらさっぱりの入りだったらしい。これだけの豪華、ユニーク俳優をそろえたのだから、さぞかし話題を呼びそうなのに、小生も公開されていることすら知らなかった。

 原作は、盲人となった宮崎康平の「まぼろしの邪馬台国」。宮崎氏は長崎県島原出身だから、当然、邪馬台国は九州、それも地元島原にあるという説。戦後の邪馬台国=著者出身地説ブームのハシリであり、最もよく知られた著作であろう。小生も、この本の中身を読んだことはないが、書名は覚えている。

  一昨年の「週刊新潮」2008.12.4日号によると、ある映画評論家は「ただのメロドラマ」と酷評している。監督の堤幸彦氏は、数々のヒット作を生み出しているのに、今回はどうしたことか、脚本(大石静氏)がまずかったのか、俳優の組み合わせがいいだけに惜しい。それとも、原作者側が思い入れからあれこれ注文し、それが原因で、結局、監督の思い通りの完成度の高い作品にすることができず、ダメにしてしまったのかもしれない。それとも、今流行の「制作委員会」方式のために、大口スポンサーから、あれも入れろ、これも入れろと、横やりが入ったのかも知れない。この弊害で完成度の高い、観客に感動を与える作品ができなかったのかも知れない。

 見もしないでいうのもなんだが、映画は、やはりいい脚本が勝負。横やりが入るなどして、この出来が悪いと、俳優がいくら頑張っても限界がある。

 それにしても、最近の邪馬台国関連の考古学的な発掘成果は邪馬台国=畿内説が断然有利。邪馬台国論争も隔世の感だ。論より発掘品で勝負あったようだ。2010.01.11

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