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近刊 ? 『脱税する脳』 (東京国税局) 茂木健一郎著

 11月10日付各紙夕刊に、「感動する脳」「化粧する脳」の著者として知られる高名な脳科学者

 茂木健一郎氏 申告漏れ 講演料など3年で4億円

と出ている。読んで、やっぱりと合点した。同氏のいかがわしさが、はしなくも、また一つ加わったと言える。これが同氏の正体だろう。追徴税額は、加算税も含めて計1億数千万円。申告漏れ約4億円という東京国税局の税務調査の指摘について、同氏は事実と認めている(出演番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」HPにも、指摘された点を認めて、茂木氏自身が「おわび」)。2005年までの確定申告はどうなっているのだろう。時効なのだろうか。

 「脱税」額が多いことも問題だが、ことの重大さに対する同氏の認識もひどい。同氏は、勤務先の「ソニーコンピュータサイエンス研究所」から給与をもらいながら、それとは別に、講演料、著書の印税、テレビ出演料を受け取っており、二箇所以上から雑収入としてこれらを受け取っていた。こういう場合、当然、2月に確定申告して、納税額を精算しなければならないにもかかわらず、しかも、そのことを知っていながら、「忙しさに追われ申告が遅れた」(日経夕刊)と弁解しているという。どこの世界に3年間も遅れるというのだ。会社の給与所得からの天引き以外、2008年までの3年間まったく確定申告をしていなかったというから、悪質な脱税行為と言われても仕方がないだろう。

 同氏は、NHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」の人気キャスターである。同氏の仕事の流儀とは、まさにプロフェッショナルな脱税行為なのだろうか。番組のタイトルを地でいくとは、さすがは脳科学者、エライ。2009年分の確定申告(2010年2月)を注目したい。茂木さん、あす11日から「税を考える週間」ですよ。

  それはそうと、さて、NHK。番組公式HPで、この申告漏れについて、すでに追徴納税を済ましているとして、同氏を引き続き起用し、番組を継続するとしている。やれやれ。甘いのではないか。

 茂木氏の場合、事実は確定申告の「不申告」だが、

 脱税とは、意図的な「不申告」

である。行為が繰り返されたり、隠ぺい工作が行われたりするなど悪質であるかどうかは微妙であるものの、額が巨額であることなどを考慮すると、積極的に脱税しようという意図はなかったかもしれないが、さりとて単なる単純ミスによる「不申告」などではなく、限りなく違法な脱税に近いと言える。

 そこで、こんなお知らせを一つ。近刊?『脱税する脳』 東京国税局発行 茂木健一郎 著 

  こんな皮肉も言ってみたくなる今回の「事件」だった。2009.11.10

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