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「棚から本マグロ」 中島みゆきの諧謔

 ひさしぶりに、気のきいた言葉を聞いた気がした。歌手の中島みゆきさんが今年の紫綬褒章を受けたときの、

 「棚から本マグロ」

という受賞言葉である。私も受賞に驚いたから、あるいは彼女の本音でもあろう。デビュー9周年のみゆきさんは、確か、最新映画

「ゼロの焦点」の主題歌「愛だけを残せ」

も歌っていたはずだ。映画は、原作が50年前の松本清長作品とあっては、さすがにどうも今の時代には合わないような気がした。しかし、主題歌はみごとだった。みゆきさんは、これもまた、確か、NHK番組「プロジェクトⅩ」の主題歌

「地上の星」

を歌って、ヒットさせている。ヒット中のある年の紅白歌合戦(確か、2003年の年末)で、東京ではなく、北アルプスの黒四ダムのある地下で歌っているのを、このとき香港に旅行中だった私は、ホテルで見た。息子たち夫婦も一緒だった。

 咄嗟に出る、意表を突く「気のきいた言葉」と言えば、歌手ではないが、女優の秋吉久美子の

 「子どもは卵で産みたい」

 「カシオペア、うんぬん」

が有名だ。マスコミを意識した諧謔性のある、ユーモアのある才媛はいるものだ。

 今週、高橋真梨子の浜松コンサートに出かけた。全国ツアーの一つなのだが、主題は「女心が桃色なら、男心は何色だろう」として、「オトコゴコロに理由はいらない」、つまり

「No Reason」

だった。これまでにも今年静岡市にも高橋真梨子コンサート「No Reason」に出かけているが、デビューして35年でまだまだ上品な色気が漂っているのに驚いた。気のきいた才気のある言葉はなかったが、むしろ団塊の世代にはそれがかえって好感が持てた。

 そのとき会場で思ったのだが、高橋真梨子って、歳を取れば取るほど、色気のあるいい女に変身しているような気がした。これは、やはり、亭主の、そして、バンドを率いる

 夫、ヘンリー広瀬氏の「外助の功」

なのだろう。その夫も、会場であいさつしていたが、66年の誕生日を迎えていた。

 このコンサートで懐かしかったのは、彼女のデビュー・シングル曲

「あなたの空を翔びたい」

 この曲は、私がちょうど結婚するころの曲だった。

 中島みゆき、秋吉久美子、高橋真梨子。歌や女優の世界も、日本はもっと大人の魅力をアピールできる成熟したものであってほしい。男の世界では、谷村新司、矢沢永吉など世界に通用する「団塊の世代」歌手は多いのだから。2009.11.21

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