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桜、開花せず 温暖化このままでは

 温暖化、という言葉に、まあ、日本人の生活には関係ない、と思いがちだ。本気でえっ ! と驚き、日本人として

 「それは困る」

という実感がなかなか伴わない。100年後に世界中で年平均気温が最悪の場合、6度、いやそれ以上高くなる。地球は熱死する。なんて言われても、日本人としてピンとこない。そんなことは、どうでもいい、とまでは言わないが、本気にならない。

 ところが、7月19日付の各地方紙には、

 100年後、桜開花せず/ 温暖化このまま進めば/九州、東京、静岡など/冬の「寒さ不足」原因(佐賀新聞朝刊)

と出ていて、びっくり。九州が危ないというので、日本列島のカラー地図付きで、佐賀新聞が社会面で大きく取り上げている。山陽新聞(岡山市)などは、18日付夕刊1面トップで「温暖化、7度上がると」として報道している。ただ、岡山県では、なんとか桜は咲くにもかかわらず、大きく取り上げている。18日付信濃新聞夕刊も、中面で大きく取り上げている。ただし、長野では、7度上昇しても、桜は咲くとの予想なのに、掲載している。

 ところが、肝心のわが静岡新聞は、県内100年後には桜は咲かなくなると言うのに、全然、取り上げていない。18日付夕刊にも、翌朝の19日付静岡新聞朝刊にも掲載されていない。びっくりした。

 記事そのものは、東日本以西の太平洋側では、桜(ソメイヨシノ)が開花しなくなるという民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)のシミュレーション予想をまとめたもの。最悪のパターンの場合の結果であるとしても、日本人としては、ショックである。

 これだから、各地方紙をときどき丹念に読んでみるのも面白いのだ。全国紙ばかり読んでいては、世の中、いや、未来は分からない。

  どうした、静岡新聞。「花は桜木、人は武士」が日本人の美意識ですぞ。2009.07.22

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