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鶴は千年、亀は万年 ではサンゴは?

サンゴは動物である。そう先日書いた。ところが、サンゴにも、植物と同じような「年輪」があるとは知らなかった。6月17日付静岡新聞によると、

 国内最大級のハマサンゴ 喜界島沖合(鹿児島県奄美諸島)で発見

と海中での生息の様子と潜水中のダイバーが映っているカラー写真付きで出ている。直径約4メートル、高さ約5メートルのきのこ状の形。約400年前というから、徳川家康が生きていた頃から生き続けてきたことになる。記事によると「年輪のようになっている断面の各層を化学分析することで、過去400年間の水温などの推移を月単位で解明できる」という。このデータ解析を一年がかりで行うため、筒状の採集装置をサンゴの表面から根元までに突き刺して、サンプルを採ったという。

 この解析結果により、この400年間の奄美諸島の海水の温度変化がわかることになる。とすれば、産業革命以来、地球大気は、二酸化炭素の濃度上昇で、温暖化してきたと言われているが、海水ではどうだったのか、ということがわかる。サンゴは動かない動物であるから、いわば今回の発見は、定点観測から得られたデータということになる。

 今回の発見は、地球温暖化による気候変動を調べている東大と産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の調査団が発見した。

 NHK土曜日の「NHKアーカイブス」でも、宮古島付近に巨大なサンゴがあることを放映していた。これなどは、今回の発見よりも、サンゴの大きさが大きかったようなので、もしかすると、もっと古くから成長してきたのかもしれない。2009.06.20

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