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もう一人の「ホームレス中学生」 家出少年はシュート・ボクサー

 大型連休最後の代替休日の朝、あさひテレビ(朝日放送系)の番組「スーパーモーニング」を見ていたら、「もう一人のホームレス中学生」を特集していた。三人の子どもをかかえた母子家庭が大変で、家と学校を放りだし家出して、半年間、東京・隅田川にかかる橋の下で、大人のホームレスとともに生活したという、現在16歳の高嶋龍弘(たつひろ)君の話。現在は、総合格闘技、シュート・ボクシングに励む少年である。半年間、風呂は公園の水道を利用していた。

 結論を先に言えば、放送では触れられていなかったが、半年間、母親は何をしていたのか、中学校の先生方はどう対応していたのか、あきれたり、驚くことばかりだ。放映されなかった部分をいろいろ想像すると、これは深刻な問題であることに気付いた。半年後、同居した大人のホームレスのおじさんが、

 「もうお金が少なくなってきたから、少しずつ家に帰ることを考えてくれないか」

と言われたことで、高嶋君は家に戻ることにしたという。

 ホームレス中学生については、人気お笑いコンビの一人、田村裕氏のベストセラー『ホームレス中学生』(ワニブックス)があり、昨年、東宝で映画化された。

 「解散!」。そう言って父は蒸発。こどもたち3人のホームレス生活が始まった。

というものだ。

 こうした中学生ホームレスを考えると、現代において、

 幸せって何?

ということを本当に身近に、しかも具体的に考えさせてくれる。

 こうしたホームレス中学生は、まだまだ日本にはたくさんいて、私たちが気付いているのは、ほんの氷山の一角だろう。そんな印象を強く持った。2009.05.07

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