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100年に1度の「静かな太陽」 

 地球上が100年に1度、100年に1度と、ばかの一つ覚えのように騒いでいるからだろうか、太陽も100年に1度の「静かな太陽」となっている。4月9日付静岡新聞夕刊によると、NASAの発表として、太陽活動の目安となる黒点活動が今年に入って全く見えない日が非常に多くなっているという。黒点数の増減は11年周期で繰り返すことが分かっているが、今年は「極小期」に入っている。黒点の見えない日の割合は、今年に入って88%(昨年一年間を通して73%)。これは、これまでの極小期の中でも、最も黒点数が少なかった1913年(85%)を上回っている。

 このせいか、衛星観測データによると、11年前の前回の極小期に比べて、可視光の量がわずかに減少、紫外線域では6%も減少している。太陽風の強さもこの50年間で最低水準であるという。これが、「地球の寒冷化」の予兆かもしれないとの議論があるのが気に掛かる。地球はすでに今から12000年前から寒冷化が、南極やグリーンランドの氷の分析から、始まっていることが分かっている。その上にこの数十年、人為的かどうかは別にして、二酸化炭素の増加で温暖化も加わってきていること自体は事実だ。今回の100年に1度の「静かな太陽」は、単純に一方向に進むという意味での寒冷化の予兆というよりも、むしろ、地球の異常気象化にますます拍車がかかるのではないか。

 地球温暖化で、毎年、少しずつ気温が上がっていき、ついに今世紀末には5度前後も上昇するという単純なモデルは、あまりに単純化しすぎたモデルではないか。そんなことを考えさせる記事である。 2009.04.09

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