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今や資本主義国の救世主、中国  社説は語る

  世界的な経済危機の中、中国は、注目の全国人民代表大会(全人代=国会)を開いた。このことを受けて、日本の各紙は、読売新聞を除いて、一斉に社説を掲載している。

 世界に重い今年の「保八」 朝日新聞/ 中国の内需拡大に期待する 毎日新聞 / 中国の内需拡大に期待、軍事は透明性を 日経新聞/ 国防費の突出を説明せよ 産経新聞 / 世界経済を支える期待も 中日新聞/ 経済の質向上こそ課題 静岡新聞=共同 

各紙、期待の文字が目立つ。静岡新聞も、主見出しにこそ、期待という文字は使っていないものの、冒頭近くの本文で「米国発の金融危機で世界経済が急速に冷え込む中、中国経済の回復は、数少ない効果的な処方せんとして各国から期待される」と、ここでも「期待」という言葉が使われている。一日遅れだが、3月7日付「中国新聞」も社説で、期待という言葉は主見出しでは使わなかったものの、主見出しは「世界に波及する成長を」として、世界の景気後退に少しでも歯止めがかかることを期待したい、と書いている。

 皮肉なことだが、今や共産党が支配する中国は資本主義国の救世主に祭り上げられた感がある。この大不況にもかかわらず、中国は、成長目標を五年連続で「8%前後」とするとしているのだから、期待が膨らむのも無理はない。しかも内需拡大に力を入れるというのだから、中国という巨大市場を狙う欧米各国としては、期待がますます膨らむのは、なおさらだ。 2009.03.06

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