« 歯の掃除教える母ザル  サル社会にも独自文化? | トップページ | シェアハウス  平成長屋は住みよいか »

靴下と下心  アインシュタインの発想

 確かに、人にはなかなか聞きにくい素朴な疑問というものが、日常生活の中にはあるものだ。あらためて聞くのも恥ずかしい。そんな例として、3月11日付中日新聞夕刊「人には聞けない」コーナーに出ていた。

 なぜ、靴の上に履くのに、「靴下」というのだろう

という話である。こういう発想自体が素晴らしいが、さて、なぜだろうと考え込んでしまった。私たちは、あまり感じていないが、重力の向きは上から下に向かっている。だから、地面は一番下であると暗黙のうちに信じている。地面の上に靴があり、その上に靴下を履く。だから、靴下ではなく「靴上」ではないのだろうか。さらに上を「上空」というではないか。しかし、靴下でいいのだという。なぜかというと、物理現象である場合はそれでいいが、靴下のような人間が身に着けるものの場合は、人間中心の物差し、つまり、人間の体の中心(心臓)に向かうほど座標軸上では、下になる。だから、より体の中心に近い肌着を「下着」という。それより体の中心から遠離って着るので「上着」というわけだ。ズボンの下に履く下着を「ズボン下」というのもこれで解決する。

 この伝で行けば、体の最も中心には「下心」があることになる。 コーナー子は、「物差しの当て方を変えてみるのは大切です。科学的にはこれを座標変換と言います。アインシュタインは『物差しの当て方を変えると、物の見方がどう変わる』をつきつめて相対性理論をつくり上げました」と名解説をしていた。

 数千年にわたって当然と思っていた時空に対する物の見方を根本から変え、重力とは時空のひずみであることを示したA.アインシュタインにならって、靴下問題は、おおげさに言えば、人体に関するアインシュタインの発想で解決できたと言ってもいいだろう。

 ただし、この「靴下」話、本当に信じていいのかどうか、疑問に思う人もいるだろう。ただ、身の回りをアインシュタインの発想で見回してみることは、脳の働きを柔軟にする上では役立つことは確かだ。2009.03.12

|

« 歯の掃除教える母ザル  サル社会にも独自文化? | トップページ | シェアハウス  平成長屋は住みよいか »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533942/44322927

この記事へのトラックバック一覧です: 靴下と下心  アインシュタインの発想:

« 歯の掃除教える母ザル  サル社会にも独自文化? | トップページ | シェアハウス  平成長屋は住みよいか »