グルメ・クッキング

2014年6月28日 (土)

佐鳴湖シジミ「おいしいプロジェクト」

Imgp4355ccafe_2 (2014.06.28)  協議会プロジェクトの目的は、昭和30年代までのように佐鳴湖でヤマトシジミが人手を加えずとも再び湖で自然に繁殖し、今に復活させることを目指している。

 現状は東岸のシジミハウスで人手で人工授精させ、1年間育て、体力をつけてから放流している。それでも自然繁殖はまだ遅々としている。この目的の狙いは、水質浄化というよりも、地域の恵みの復活である。

 ● 中区富塚町の「C.Cafe」で

 だとするなら、繁殖が進んだ場合に備えて、地域の人々に積極的に食べてもらえる工夫についてもあらかじめ具体的に手を打っておくことが大事である。

 つまり、復活プロジェクトを

 「おいしいプロジェクト」

にするには、どうすればいいか、ということだろう。

 Imgp4359ccafe そんな工夫についてごく気軽な検討会が、「地域の縁側」をうたう湖北岸近くのコミュニティ・カフェ「C.Cafe」(浜松市中区富塚町)で開かれた( 石川久二子さん、写真上2枚 )。店は、もともと園芸店の明るい温室だったもので、開放的な温室で食事ができるようレストラン風に一部温室を改装、昨春オープンした。

 食と植物、生き物の不可分性を店自体で表現しているという印象をもった。

 東京を拠点に、浜松市でも近く「木洩れ日プロジェクト」に参加するなど生き物のいる街づくりを目指す木村智子さん( 一級造園施工管理技士、写真左下 )などが加わってくれた。協議会からは、佐倉康男さん、細井芳弘さん、ブログ子が参加。

 検討会では、実際にシジミハウスでのシジミ育成の様子を店先で実演したりもした( 右下写真 )。

 幅広くNPO活動などをしている大島たまよさん(磐田市)にも加わっていただいて、いろいろご教示をいただいた。

 ● 10月に体験試食会

 Imgp4362_1ccafe 結論的には、復活プロジェクトのイベントと連動する形で

 体験試食会

をC.Cafeで開くのがもっとも手軽で、手っ取り早い

ということだった。

 最初のうちは、フリー客を相手にするのは営業にまつわるいろいろな制限があったり、食材の確保、あるいは来店人数の不確実性に伴う経済性などから得策ではないとのことだった。

 イベント+試食会を開催するに当たっても、

 イベント時の試食という機会を逃すとなかなか食べられないという食材の希少価値を前面に出すことが大事であることも教えていただいた。

 たとえば、湖近くに暮らしていたであろう縄文人もこのシジミを食べていたというような佐鳴湖ヤマトシジミの物語性も欠かせない。いわゆる差別化である。

 Imgp4374_1ccafe_2 湖の水質ワースト1からここまで脱したという、イメージアップ戦略も必要だろう。

 そのほか、シジミの旬を生かしたイベント開催などの話が出た。

 できれば、ハウスでシジミの供給ができるようになるこの10月ごろにはこうした試食会をやってみたいというおおよその結論は出たように思う。

 ただ、将来のことも考えると、小中学校の給食室、調理室で文化祭などの機会に開催ができないか、検討された。が、いろいろと制約が多く、ただちには結論は出なかった。

 検討課題は多いが、食とつながる「おいしいプロジェクト」を目指したい。

 ( この日のC.Cafeの食事 =1000円。このほか、生姜とヨーグルト入りアイスクリームがデザートとしてついてきた ) 

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2014年5月29日 (木)

佐鳴湖シジミ料理いろいろ 宗像伸子さん

(2014.05.29)  会員の佐倉康男さんを通じて、著名な食生活アドバイザー、宗像伸子さんが

 佐鳴湖ヤマトシジミを使った料理(とそのレシピ)いろいろ

を寄せてくれた。第一弾で、全部で5メニュー。以下の写真がそれ。

 宗像さんは、NHKのEテレ「みんなのきょうの料理」でも知られ、現在、

 料理教室「Healthy Cooking Salon」

を主宰している。サラリーマンなどの健康管理を実践的に指導している管理栄養士であり、食事による健康プランづくりの専門家である。近著に『バランスごはんで健康美人になる ! 』(エクスナレッジ)がある。

 宗像さんがつけた料理名とともにおいしそうな写真を紹介する(できあがった料理とその写真はすべて宗像さん提供)。

 また、写真のシジミはすべて、佐鳴湖で育成し、2014年春に漁獲した2年もの( = 佐鳴湖で育った第5世代目ヤマトシジミ。写真をダブルクリックすると拡大)。

 宗像さんから提供していただいたそれぞれの詳しいレシピは、「注記」に掲載。

 現在、こうした佐鳴湖シジミを使った料理が、佐鳴湖周辺のレストランなどで手軽に楽しむことができるよう、具体的な検討に入っている。

  ● シジミと白菜のピリ辛炒め12  

  ● シジミのボンゴレ風スパゲッティ  1_4 

  ● シジミの酒蒸し  1_3 

  ● シジミの酢味噌和え  1_2 

 ● シジミの卵とじ 1

  ●  注記  作り方(宗像伸子さん提供)

   しじみと白菜のピリ辛炒め
作り方
① しじみはよく洗っておく。
② 白菜の葉はざく切り、軸はそぎ切りにし、人参は短冊に切る。
③ 春雨は湯で戻し、食べやすい長さに切る。
④ フライパンに油を半量入れてしじみを炒め、酒(分量外)を加えてふたをして貝が開いたらボールに移し、砂があったらこしておく。
⑤ ④のフライパンに残りの油を入れ、赤唐辛子、②を炒め、しんなりしてきたらみりん、塩、しょうゆで調味し、④のしじみと汁、③、4cm長さに切ったあさつきを加え、炒める。

   しじみのボンゴレ風スパゲッティ
作り方
① しじみはよく洗っておく。
② 青梗菜は4cm長さに切り、軸の太いところは細く切る。
③ スパゲッティは熱湯に入れて袋の表示時間茹でてざるにとり、湯をきる。
④ フライパンにしじみ、白ワイン、水少々を入れてふたをして火にかけ、貝が開いたらボールに移す。砂があったらしじみを取り出して汁をこしておく。
⑤ ④のフライパンに油を入れ、生姜、赤唐辛子を加えて炒め、青梗菜を炒める。白ワイン、塩、しょうゆで調味し、④を汁ごと加え、茹でたてのスパゲッティを加えて炒める。

   しじみの酒蒸し
作り方
① しじみはよく洗っておく。
② 鍋に①、酒、水少々を入れてふたをして火にかける。貝が開いたら長ネギの小口切り、しょうゆを加え.る。

  しじみの酢味噌和え
作り方
① しじみは酒蒸しにして殻から身を取り出す。
② わけぎは熱湯で茹でて冷まし、3cm長さに切る。
③ わかめはさっと茹でて食べやすい大きさに切る。
④ 小鍋に味噌、砂糖、酢、蒸し汁を合わせて煮たてて冷まし、①~③を和える。

  しじみの卵とじ
作り方
① しじみは殻から取り出す。(殻つき約240g)
② ほうれん草は茹でて3cm長さに切る。
③ 人参は短冊に切る。
④ 鍋にだしをあたため、③を柔らかく煮、みりん、塩、しょうゆで調味し、①を入れ、煮立ってきたらあくをとって②を入れて煮る。
⑤ 溶き卵を④に回し入れてふたをして、卵が半熟になったら器に盛る。

  このほか、

  しじみと野菜の味噌汁
作り方
① しじみはよく洗っておく。
② 大根、人参はいちょう切りにする。
③ 水に②を入れて柔らかく煮、①を加えて貝が開いたらみそを汁で溶いて加え、1cmに切ったあさつきを加える。
(又は、水でしじみを煮て貝と汁に分け、砂がある時は汁をこしてから汁で野菜を柔らかく煮、しじみを戻して味噌を加える)

などと、かゆいところに手が届くアドバイスもいただいた。

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           (  レシピをダブルクリックすると拡大  )

 ● 料理教室「Healthy Cooking Salon」

 宗像伸子さんのホームページは以下。

 http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%BD%A1%C1%FC%BF%AD%BB%D2%A5%AF%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0%A5%B5%A5%ED%A5%F3&lang=euc&prop=500&bypass=2&dispconfig=&tblattr=1

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