« 2015年7月 | トップページ | 2015年12月 »

2015年11月

2015年11月24日 (火)

宍道湖、ヤマトシジミへの旅 

Imgp8433_1_1 (2015.10.01)  この秋、9月7日月曜日早朝、宍道湖漁協の若い桑原正樹さんの案内で、宍道湖のシジミ漁の様子を湖上の真近かで、見学と取材をさせていただいた。桑原さんは、大学で生物学を学んだ。湖上では長年しじみ漁に携わっている漁師、佃博至さんにお世話になった。

 シジミ漁には、直接漁師が湖に入る伝統的な「入り掻き」、船に乗ってジョレンという道具で採る「手掻き」、足でたくみに船をあやつり、漁船を直径数十メートルの円を描くように移動させて採る「機械掻き」の三種類の方法がある。

 シジミ漁には、漁期、週間単位の休漁日の設定、一日のうちでの時間帯(季節で変化するが早朝のみ)、漁獲量の制限(90キロ)、箱の大きさの統一、10ミリ以下の稚貝漁をとれないようにする道具の使用などそれぞれにかなり厳しい取り決めがある。それはもちろんだが、宍道湖には一定の場所に保護区=しじみ禁漁区も設定されているという。 

Imgp8371_1_2 

 ● 取材スナップ

  ・ 入り掻きの様子

Imgp8354

Imgp8355

 ・ 船上での手掻きの様子

Imgp8328

Imgp8330

Imgp8336  

 ・ 船上での機械掻きの様子

   大きく輪を描くように船を操る。航跡に注意。

 Image2237_1

 ・ 船上での処理の様子

 Imgp8345

Imgp8347

Imgp8349

 ・ 湖岸の様子 小さくだが、青サギ(中央やや右)が写っている。湖岸からみるとシジミ漁の漁船が約30隻(下)

 Imgp8360

   Imgp8351_13020150907

 ・ 取材でもらった取れ立て宍道湖シジミ(砂出しは、このようにザルに入れて)

   以下は、宍道湖の湖岸すぐ近くの「宍道湖しじみ館」 

  Imgp8437

Imgp8361_1 

Imgp8432_1_1

● 注記

10_01_1

  ● 補遺 宍道湖の漁法およびシジミ漁について

 これらについて、宍道湖漁協が作成したわかりやすい図解資料(一枚ものポスター)があります。入手希望者は、以下の通信欄でお知らせください。メール送信します。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

RAIN房から支援助成の採用通知が届く

(2015.10.01)

 11_24_0

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヤマトシジミのぶつぶつベランダ日記 ①  ------ セッティング

(2015.11.24)   勤労感謝の日というわけでもないのだが、近くのスーパーで

 木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)という三重県産シジミ

を1パックを買ってきて、ベランダで育ててみることにした。ザルに入れて砂出しをしてみると、すべて生きていたので、そのうちの20個体(オスとメスそれぞれ10個ぐらいという按配)。エサは近くの佐鳴湖のプランクトン入り水。

 ちょっと工夫したのは、以下の写真でもわかるように

 干潟環境で育ててみる

という実験である。

 ● 環境設定- 失敗から学んで

 だから、水深は、親貝と同レベルの1.0センチ。つまり、貝の一部が水面に出るか出ないかの深さにする。エアレーションはしないのだ。いわば、ほったらかしのベランダ放流である。

 これでも十分育つはずだというこれまでの経験に基づく見込み、仮説からこういう環境を設定した。

 佐鳴湖の砂と泥あるいは小石を数センチの厚さに敷いたバットの大きさは

 35センチ×20センチ

である。だから、シジミ1個あたり

 35平方センチ/1個体

ということになる。6センチ角に1個の環境ということになる。

 また、以下の写真のように、ちょっとした日陰環境(半透明の青バインダーを利用)もつくってみた。一日1回、ないし2回の水やりがブログ子の日課である。

 ● ベランダの干潟で自然繁殖するか

 果たして、このセッティングで、来春まで生きのびられるか。生きのびられるとして、来夏6-8月の繁殖期に自然繁殖するかどうか(実は、今夏、ハウスで人工産卵させた受精卵の段階で、この実験をスタートさせたのだが、ベランダは30℃以上の猛暑でとても育つような状況ではない。途中で室内育成に切り替えたのだが、約1か月で失敗。数ミリの稚貝まで育つものはまったくなかった)。

 今度は成功するか、そんな楽しみを期待している。

 本日の室温は22℃。なんとか育つ適度な温度である。

 ● スナップ写真 写真のダブルクリックで拡大

 Imgp8818 

Imgp8823_120 

Imgp8825

Imgp8826  Imgp8827 

Image2247

Imgp8828 

Imgp8829 

 ● 補遺  タイワンとヤマトの比較(1目盛=1ミリ)

    このタイワン(殻表面の筋模様がヤマトよりはっきりしている)は、スーパーのパックのなかに1個混入していたもの。写真の右側のものは、ヤマトシジミであることは間違いない。

Imgp882211 

Imgp8832

Imgp881911_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年7月 | トップページ | 2015年12月 »