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2015年7月

2015年7月28日 (火)

シジミ試食昼食会の様子 7月25日土曜日

(2015.07.28)  シジミハウスで1年、その後、湖で1年育て、ことし5月16日にせせらぎ水路実験圃から引き上げた佐鳴湖ヤマトシジミの試食昼食会が

 園芸ハウス風のコミュニティレストラン「C.Cafe」

で開かれた(浜松市中区富塚町)。参加者は会員と、県立浜松大平台高校ボランテイアら5人の合計10人。

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 ● 試食会のスナップ写真

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重要 !戸田会長の発見メモ(2015年5月17日付)

(2015.07.28)  2015年5月16日、大平台高校ボランティア7人とともに、せせらぎ水路に1年間放流していた育成カゴを引き上げ、点検した。

 同時に、ハウス内清掃も戸田会長を中心に行う。

 作業の終了後、戸田会長が意外な事実を発見した。

 以下はそのメモである。注意すべきは同様な事態が去年も発生していた(発見者は佐倉さん)。

 ● 戸田発見メモ

 土曜日はご苦労様でした。

本日日曜日(5月17日)、作業の事後確認のために現地シジミハウスに行きました。
はじめて見る観察事実がありましたので、お伝えします。

オーバーフロー排水管が湖方向にのびた先の、砂とも土ともつかない
やっと水がちょろちょろ流れる地面に

 多数のシジミがいる

のを見つけました。ざっと面積0.5m3くらいのところに宍道湖出荷サイズをはるかに
超えるサイズのものが

 449個体

いました。入って左手前の水槽内に吊るしておきました。
この密度は宍道湖の生息密度1000個体/m3に匹敵します。
おそらく、受精卵、幼生、あるいは着底間もない稚貝が流れ落ち、
濡れた地面に定着、成長したものと思われます。

 昨年の清掃作業でも、下記のようなことがありました。
清掃時の排水をネットで受けたはず(高校生に任せたのでちゃんと事後確認ができていませんでした)にもかかわらず、排水出口付近から100を上回る個体を佐倉さんが発見しました。以後の作業の改善事項となりました。
今回は、清掃作業に際して排水をタマネギネットで受け、細心の注意を払いました。
それでも、一部経路(受水槽のオーバーフロー管)からは少し流出がありました。

 タマネギネットから数十個体、排水管出口から数個体を回収しました。

 ですが、今日の発見個体数は、砂利まじりの砂の中に、大根が畑で生長したように
うまく潜っていました。ので、土曜日に逸出して再度潜ったとは思えません。
 今後の試験では、このあたりのことを解明すると大きなヒントが得られるような気がしています。

 ● 発見から類推できること

 ここから類推できることは、次の諸点です。
1. 水深は必要ない(水深を深くとるから腐泥がたまり弊害が出る)。
2. 大量の水よりも、酸素をある程度含んだ水に絶えずさらされることが重要。
 したがって、餌生物の密度が十分あれば大量の水の供給は必要ない。
3. 底質は砂でもよいが、砂礫(粒径2ないし3センチ程度の礫混じり)でも問題ない。
 砂のみだとかえって嫌気性になる危険性が高いかもしれない。
4. 稚貝着底には、幼生がいる水が砂礫にさらされる頻度が高いほど有利かもしれない。
5. シジミ成長には、システム末端パイプから出る、ほとんど懸濁物のない水で十分。
 あるいはその方が好適かもしれない。

 ● 新たな試験法

 これらから新たな試験方法を考えました。
 第一。

 佐鳴湖では、揚水した水は受水槽で軽く沈殿させても飼育水槽まで入いる。だから水槽を清掃しないとすぐに底に腐泥がたまる。

 ので、第二。
1.飼育水槽内に、砂礫を入れた底上げした飼育床をつくる。いままで静かにオーバーフロー
 配水していたものを、ウナギ屋がやるように空気を含ませてちらちらその上に落とす。
2. さらに、エアレーションにより、飼育水槽下層の水を飼育床(上層)に循環させる。
3. システム全体からの排水管の出口付近(湖岸)に、より好適な砂礫を用意する。
(すこし環境を整えてきました。誰かが見つけてとられなければよいのですが)
4. 湖岸近いところの排水口の先のところどころに砂礫を置き、稚貝の発生を観察する。

 第三。

 思うに、自然界では、波打ち際は長期に干上がる危険性、大きな捕食圧などのために生息好適地になっていないだけではないか。

 最後に。

 きちんと沈殿させて水の供給をしぼった方が成績が上がるかもしれません。しかし、腐泥の処理(除去)作業にはなお工夫が必要でしょう。

 以上のほか、いろいろ思案中。

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2015年7月14日 (火)

湖南実験圃場に親貝50個体×3箱       -7月12日作業

(2015.07.14) 

 ● 佐倉メモ。

 南実験圃に生存率の調査のため、50個体×3箱=150個体のヤマトシジミを放流した。標識はペットボトルをフロートにし、南西の隅に沈めた。
来年5月に取り出し、観察する予定。
 この日、同時並行にシジミハウスで進めていたもう一つの実験、つまり、新たな受精卵づくりは、どうやら「半分」が失敗だった。

 この日の参加者。大平台ボランティア高校生(加藤千夏+松井琉奈)、多々良昌輝教諭、佐倉康男、山田養司、藤森文臣、田中律子、ブログ子。

 以下は、一連の様子。
 朝9時にヤマトシジミを水槽に入れる。
 11時半に産卵が十分ではないので、6個体開き、産卵の誘導を行った。なんとか、受精を始めたような気がした。しかし、水槽の白濁が今ひとつ、思わしくない。  
 前回は午後2時ぐらいまで、そのまま放置した。その時は見事な産卵だった。水槽が真っ白にあわ立つことで、受精が行われていることがわかる。
 ところが、今回はそのあわ立ちが、少し足りない。そう感じた。ので、そのまま槽の中にヤマトシジミを入れたままでさらに放置した。

 時間の都合で翌日午前11時まで、さらにハウス内に水槽を放置した。
 その結果は槽内は写真のように、まったく透明に成っていた。

 これは何を意味するか。

 ヤマトシジミの浄化作用はよく知られているが、その浄化能力と同時に
産卵した受精卵は良質の蛋白であることから、どうやら底に沈んでいたもともとの親貝に食べられてしまったようだ。
 言って見れば、ヤマトシジミの浄化作用の実験をしたようなものである。

 その意味で、今回の水槽実験は失敗である。

 さて、北実験圃(6月28日作業)と今回の南実験圃に続いて、次回のせせらぎ水路でのシジミの生存率の調査の仕掛けを行いたい。

 干満との関係から、

 7月25日土曜日午前9時、あるいは

 26日日曜日午前9時のいずれかにしたい。

 25日土曜日は午前11時30分から、シジミ試食昼食会があり、窮屈。

  26日日曜日にしてはどうか。

 7月末までに、この作業を一応終わらせたい。

 ● スナップ写真

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