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2015年6月

2015年6月23日 (火)

佐鳴湖は浜名湖の〝肝臓〟 そのこころは?

(2015.06.23)  中日新聞6月21日付朝刊に、

 なるほどリポート 佐鳴湖

として、水質は街づくり映す鏡

との見出しの下、戸田三津夫会長のコメント付きで

 佐鳴湖とはどういう存在なのか

ということについて紹介されている。

 「佐鳴湖は浜名湖の肝臓」

という湖同士の一体的な関係を喝破し、その上で、なぜ佐鳴湖の健全性が大事かということを、わかりやすく、しかも簡潔に表現している。

 さて、そのこころは?

 「(周辺に大人口地域をかかえている上流の)佐鳴湖(の働き)がなければ、浜名湖は(もっと)汚染されていた」

というわけだ。この〝沈黙の臓器〟の悲鳴に耳を傾けられるかどうかが、浜名湖の健全性を保つ上で大事な点であるということになる。言い換えれば、多様な生き物がこの湖に生息しているとき、つまり、佐鳴湖という肝臓が健康であるとき浜名湖もまた健康体だというわけだ。

 では、肝臓の悲鳴をどう聞くか。その悲鳴を象徴する存在が、汽水湖の場合、食物連鎖の一翼を担うシジミである。汽水に生息するシジミは、水質浄化能力に優れており、環境浄化の数少ない指標的な存在なのだ。

 だから、人が手を加えなくてもシジミの自然繁殖サイクルが回るようになったとき、はじめて健康な肝臓に戻ったと診断していい。そのときこそ、その見返りとして多様な生態系サービスが受けられるという意味で、浜名湖も含め

 豊かな湖

がよみがえったといえるだろう。

 さらに加えると、湖の健全性を高めることは水質だけの問題ではないということである。いいにつけ悪いにつけ、周辺住民の湖に対する関心の度合いも含まれることを忘れてはなるまい。どんなに水質がよくても、住民が無関心であっては湖に健全性があるとはいえない。

 湖の取り組みには、肝臓とともに、心臓(こころ)の健全性も肝心である。

 ( 以下の記事をダブルクリックすると、拡大できる )

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毎日新聞がプロジェクト活動を紹介

(2015.06.23) 

  ( 以下の6月16日付毎日新聞朝刊紙面の写真、ダブルクリックで拡大できます )

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