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2015年4月

2015年4月24日 (金)

ハウス内の配管修繕 (4月23日)

(2015.04.24)  これまでたびたび、ハウス内の配管パイプ同士の接続部分が外れ、湖から取り込んだ湖水の水漏れ、ハウス内外の水浸しが起っている。先日も、通りかがりの住民からの通報があり、とりあえずの仮の修繕をして、復旧させた。

 戸田会長や佐倉康男さんの要請で、早速、4月23日午後、事情に詳しい細井芳弘さんとブログ子で、ある程度きちんとした修繕に取り組んだ。

 ガムテープと、貼ってもきれいにはがせる半透明テープで外れやすい部分、たとえば、ハウス奥の二つの水槽を修理した。

 その様子は以下のスナップの通り。

   この日は快晴で、ハウス近くの道路際には、桜並木に代わって白い花を咲かせたタイサンボクがあちこちに咲き誇っていた(写真)

 ● スナップ

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Photo

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2015年4月18日 (土)

サギ島の行方不明カゴ、台風が原因 か

(2015.04.18)  サギ島付近に昨年夏放流した育成カゴ(4箱、それぞれ6代親貝50個体入り)が現在、沈めた位置には存在せず、行方不明になっている。

Imgp742927  このことは前回ブログで報告した通りなのだが、4月17日午後、昨年夏沈めた位置を、その時の写真で確認したり、かぎ八手で湖底をかき回したりするなど徹底した再探索を行なった。作業は佐倉康男、細井芳弘、ブログ子。

 該当域のほとんどは、今回の探索時には湖底がよくみえるほど澄んでいた。ので、まず、目視で沈めた位置付近を探索。その後、沈めたカゴが湖底に潜ってしまったことを想定し、かぎ八手で育成カゴをくるんである網を引っ掛ける作戦で探索した。

 しかし、1時間ほどの作業でもついに見つからなかった。そのかわり、写真にあるように、2年以上前、おそらく2012年夏以前に沈めた放流カゴ(辻野カゴ)が干潮時のサギ島の波打ち際から10メートルのところに7箱も見つかった(右上写真=古いカゴ(辻野カゴ)7箱発見直後の様子)。

  水がとても澄んでいたことや、少し湖底からカゴが見えていたことが目視の発見につながった。

 7箱からは、大きなシジミ4個体が見つかった。

 以下の写真がそれで、殻長は

 大きいものから順に

 35.0ミリ、31.0ミリ(黄色い殻。タイワンシジミか)、23.2ミリ(黄色い殻。タイワンシジミか)、21.5ミリ

だった。いずれも生きている状態で採取。

 この作業の後、湖中の見苦しい大型ゴミ拾い清掃と引き上げを行い、北岸管理棟に「処分してほしい」と届け出た。

 ● この日の《佐倉分析メモ》

 本日の調査でいろいろのことが解かりました。

 今後のプロジェクトの参考にするため箇条書きにした佐倉康男さんの分析メモを以下に掲載します。 
 (1) 篭の行方不明の原因ですが、大きな力(例えば台風などの風と雨)で湖底の砂は大移動します。その証拠に、辻野先生が埋めたとみられる篭が、今回7個もサギ島の直ぐ北に出現していました。
 (2) その中を点検し調べてみると、ヤマトシジミが2個、そしてタイワンシジミと思われる2個がどうにか生存していました。大きいヤマトシジミは殻長が35mmであった。
 (3) この事は私達が数世代で馴化実験(人工産卵)させた貝があの酷暑の中を少なくとも2夏は生き延びたということになります。温度適合の上昇の結果ではないかと思います。
 (4) これから、私達が行っている人工産卵に光が見えてきたと思ってよいように感じています。
 (5) 昨年夏、私達がサギ島沖(北)に埋めた観察篭3個は台風か、あるいは何らかの形で移動したとみられます。上記の報告のように、予想した場所には発見できませんでした。しかし、佐鳴湖の何処かに沈んでいることはほぼ間違いないと思えるので、今後も発見に向けた探索をしてみたい。ちなみに、前回も報告したように、北実験圃あるいはせせらぎ水路での一夏平均生存率は約70%であったことが、不明カゴのシジミの生存に希望を持たせています。
 (
Imgp7425 6) 観察篭の調査の中で、湖底の中に異物やゴミが多く沈んでいたので(写真)引き上げました。念のため佐鳴湖北管理等連絡、お渡ししておきました。
 (7) 段子川の出口河口付近は特に異物が多い。クリーン作戦の時に河畔のみでなく、湖底あるいは湖中のクリーン作戦があるといい。ただし、胴長を履いて入ないと危険かもしれない。今回の清掃でわかりましたが、特に水際でヨシの根に引っかかっているものには、いわゆる大型ゴミが目立ちます(写真左= ホース引き上げの様子)。
 (8) 佐鳴湖というと、とかく透明度のお話がよく出ますが、本日17日の湖水はとてもきれいで、歩いていてもそのたびに巻き上がる濁りはただちに沈み、もとのきれいな湖面になります(スナップ写真参照)。これは湖水に有機物が少ない、つまり無機質の状態であるからだと思います。比重が高いせいなのです。
 (9) こうなると、これからの夏場の汚れの実態を調べるのが、とても大切であると思えます。仮説を立てて調べることを少し考えています。

 以上、本日の作業からの報告メモです。

 ● 行方不明の原因は直撃した台風18号か

 以上の佐倉分析メモ、およびこの日作業に参加した細井さんの台風原因説の指摘を踏まえ、ブログ子は気象庁がまとめた

 「2014年の台風」(概要版)

を調べてみた。

 22回の台風が日本付近にやってきているが、そのうち、カゴを沈めた8月の夏以降に東海地方に上陸または接近した台風は次の通りである。

 ① 浜松市に上陸した台風18号(10月6日午前)

      上陸時の最大風速35メートル/秒、中心気圧965hPa

  ② 東海地方を通過した台風19号(10月13日午前)

      上陸時の最大風速35メートル/秒、中心気圧970hPa

  台風が原因だとすると、おそらく18号によって、段子川の河口の増水もあってカゴは沖合いに流された。あるいはさらに19号でも遠く湖の湖心に向かって流されたという可能性が推定されます。  

   ● 作業スナップ

   2年以上前に放流した育成カゴ発見の様子(部分のアップ。湖水はよく澄んでいる)

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