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2015年3月

2015年3月30日 (月)

6代目親貝の生存率調査(2015年3月末現在)

Imgp7326 (2015.03.30)  サギ島と北実験圃に去年2014年7月23日に放流した6代目親貝育成カゴの生存率と7代目の自然繁殖数を確かめるため、3月29日日曜日、浜松大平台高校新3年生ボランティア6人とともに、それぞれの放流場所でカゴの回収作業を行なった。

 それぞれのカゴには6代目親貝50個が入っている。サギ島付近には4カゴ、北実験圃には3カゴが放流されている。

 サギ島の放流場所の写真については、2014年7月23日の様子を記録した7月24日付本ブログ

 http://lowell.cocolog-nifty.com/30nenme/2014/07/post-716a.html

を参照のこと。

 参加者はボランティア6人+多々良先生、佐倉、細井、ブログ子の計10人。ボランティア生徒のリストは注記を参照してほしい。

 ● 結果 サギ島

 どういうわけか、サギ島については、カゴをくるんだ網を引っ掛ける熊手を用意したにもかかわらず、カゴそのものが、前回回収作業同様、またしても4カゴともに回収できず、現在行方不明。

 この結果を受けて、改めて、4月上旬に該当付近の深堀り探索を行なう予定。

 今回の探索の様子は以下のスナップ写真の通り。

 ● 結果 北実験圃 生存率平均は86%と70%

 前回は見つからなかったが、今回、放流場所がくい打ちのなかと決まっているので徹底して探索回収作業を行なったところ、3カゴともに回収できた。

 網掛けA(写真の赤ネット)について。

  50個体入りの金属カゴ1つの入った白い箱の点検について。

 白い箱内  23個体(うち黄色いタイワンシジミらしきもの4個体)

  その中にある金属製カゴ内  20個体(うちタイワンらしきシジミ6個体)

   この網掛けでは、7代目の繁殖は確認できず

  したがって、

 網掛けAの生存率   43 / 50 = 86 %

という結果を得た。

 網掛けB (写真の黄ネット)

  白い箱内  18個体(うちタイワンらしきシジミが1個)

  金網カゴb1  28個体 (うちタイワンらしきシジミ0)

  金網カゴb2  24個体 (うちタイワンらしきシジミ0)

 外側の白い囲いの箱には、自然繁殖らしき、そして生存しているらしい7代目1個体。

という結果をえた。

 したがって、

 この黄ネットの6代目親貝の生存率(2つの金属カゴの平均)は

 28 + 24+ 18 / 50+50  =  70%

ということになる。

 この結果を、昨年10月26日(10月28日付ブログ)のせせらぎ水路に対する中間結果72%と比較すると

 ほぼ同等

という結果になった。

  (トップの集合写真は北実験圃横の砂州で。ダブルクリックで拡大)

 ● 注記 ボランティア高校生リスト

 板橋 諒    いたばし りょう     男     

 小栗 豊     おぐり ゆたか      男 
 加藤 千夏   かとう ちなつ      女
 
 金指 佳史   かなさし よしふみ   男
 
 谷田 隆太郎  たにだ りゅうたろう  男
 
 二宮 陸     にのみや りく      男
 
 松井 琉名    まつい るな       女

 ● 作業様子のスナップ

 作業の様子は以下の写真の通り。

   サギ島のスナップ

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   Imgp729020150329 

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 北実験圃のスナップ

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  網掛けAの様子

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  網掛けB様子

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 以下は、この日の作業後、最終的にシジミハウスに持ち込んだA(赤ネット)とB(黄ネット) 。ボトル内には第7代目らしき生きた幼シジミ(殻長数ミリ)。

  Imgp7329 

● せせらぎ水路 2015年3月29日午後

   近くのウオーキングコースに桜も咲き始めている。

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2015年3月 8日 (日)

第3回佐鳴湖交流会 イン 静大工学部

Imgp6917420150214 (2015.03.01)  毎年1回開催される第4回佐鳴湖交流会が静岡大学浜松キャンパス佐鳴会館で、プロジェクト協議会も参加して開かれました。プログラムは「補注」の通り。

 最初の宮崎貴浩さんの発表では、佐鳴湖は、

 6000年ほど前に、浜名湖の一部、つまり入り江としてできたとのことです。その後3000年前の縄文後期になると、汽水湖としてほぼ現在の姿になったとのことです。

 次の鈴木信行さんの発表については、会員の発表でもあり、またプロジェクト協議会の過去の活動を知るよい機会でもあり、ここに「未来への挑戦」と題し、映し出されたスライド計7枚を「注記」にそのままアップします。

 Imgp69204 その後、戸田三津夫会長が

 佐鳴湖の生物 : 生産と消費

というタイトルで、湖のなかで働いている食物連鎖と、その背後には未知の微生物サイクルも存在するのではないかという重要な発表を行ないました。

 その後、佐鳴湖地域協議会の事務局(大井戸志朗)から来年から始まる

 Imgp69564 佐鳴湖水環境向上行動計画(H27-31年度)

     -  みんなでつくる佐鳴湖 (仮称)  -

について、説明がありました( 左写真 )。

  夕方には、参加者による懇親会も戸田研究室で開かれました。スナップをアップしておきます。

   ● 補注  交流会プログラム

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   ● 補注2 佐鳴湖にランニング施設

    静岡新聞2015年1月14日付夕刊

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 ● 注記 鈴木信行氏の発表

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 ● 注記2 戸田会長の発表

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 ● 会場の様子

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佐鳴湖プランクトン勉強会 1月31日高校生も参加

Imgp6812 (2015.02.25)  協議会では、1月31日、プロジェクト会員で静岡県立大の谷幸則さんを迎えて、

 佐鳴湖プランクトン勉強会

を開きました。浜松市保健環境研究所の萩原彩華(水質測定グループ)さんにも、

 佐鳴湖のプランクトン調査

と題して、具体的な水質測定活動について、わかりやすいお話をうかがいました。

 Imgp6813 会場は静岡大工学部内の高柳記念未来技術創造館1階ラウンジ。参加者は会員を中心に約30人。

 勉強会には、県立浜松大平台高校自然科学系列の2年生グループも引率の先生とともに参加。3年生から引き継いだ

 佐鳴湖のリンはどこからきているか

という課題研究についてこれまでに得られた成果を発表していただきました。

 ● 2005-09年の季節変動 谷先生

 谷先生については、

 佐鳴湖湖心表層水中の湖心温度、総クロロフィルaおよび総カロテイノイド濃度、カロテイノイド相対濃度の季節変化(2005-2009)

 Imgp682220150131 および、

 不飽和脂肪酸含有率の季節変化

などについて、グラフなどを用いて解釈も加えて詳しく解説していただきました。

 とくに、後者のプランクトンの種類ごとの複雑な季節変動について関心が集まり、複雑ながらも一定のパターンがあることがわかりました。

 (なお、谷先生のこのときの発表スライドを見たい場合、戸田三津夫会長に申し込んでください)

  続いて、将来のヤマトシジミの繁殖適地を探す予備的な調査として、2014年8月に協議会が行なった

 佐鳴湖底質の潜水調査報告2014

が発表されました。4箇所の調査結果は、北岸の2箇所よりは、むしろ塩分濃度はやや高いものの南岸(とくに新川S字カーブ付近)が適地だと判断されました。

 この潜水調査には、東大の山室真澄さんに協力していただきました。

 質疑応答では、藤森文臣さんから、都田川や馬込川などかつてシジミのいたところの現状について、一度調査してはどうかという助言が発表者にありました。

 鋭い指摘だと思うので、会員の鈴木信行さんの過去の都田川採取経験(2002年夏)も踏まえて、再調査してみたい。

 また、馬込川でこの問題でも活動している浜松市議会議員の柳川樹一郎さんとコンタクトすることも考えたい。

 ● 懇親会の様子

 勉強会のあとの夕方からは、高校生も参加して、工学部内の戸田研究室で参加者による懇親会も開かれました。

 以下はその時のスナップ。

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