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2014年6月25日 (水)

夜の佐鳴湖がザワザワ 

(2014.06.25) テナガエビなどの繁殖期を迎え、夜の佐鳴湖がザワザワしている。

 そんな連絡を戸田三津夫会長から受けて、昨日夜9時ごろ、そのザワザワを見に、あるいはエビ採りに湖南岸の臨江橋の新川(新・新川)に、会員の細井芳弘さんと出かけた。

 ● 川面に渦巻くボラの群れ

 佐鳴湖から浜名湖への引き潮時だったが、なるほど臨江橋の街灯に川面が照らされた橋下近くの水面が渦を巻くようにザワザワしていた。30センチ以上はあろうかというボラ数百匹が群がり、さかんに何かを食べていた。

 会長によると、今月に入って急激に増えだした

 1センチほどの白いニホンイサザアミ

を食べているらしい。懐中電灯で川面を照らしてみると、確かにイサザアミが川面付近でびっしりと泳ぎ回り、ピチピチと盛んに飛び跳ねている。ものすごい量である。

 ボラの群れは渦を巻くように川幅いっぱいに回転している。その状態で、あるときは少し橋の上流、あるときは少し下流に集団で移動しながら、イサザアミを食べている。

 ボラがイサザアミを食べるのはわかったが、イサザアミが何を食べているのか、植物プランクトンのような気もしたが、いまだ十分にはわかっていないという。

 ● 静大生や大平台高校生も参加

 この夜は、静岡大工学部の学生が10人ほどと、湖近くの浜松大平台高校自然科学系の生徒たちもかけつけ、小さなボラやテナガエビ採りを体験した。高校生のなかには、シジミに興味を持っている

 西巧(たくみ)くんや、吉川渓太(けいた)くん

も参加していた(引率は、顧問の長野裕紀教諭)。

 ブログ子も、高校生と組んで川岸でボラやエビ採りをしたが、採り方のコツを覚えた高校生は面白いほど上手に取っていた。コツというのは、網をエビにかぶせたとき、木で鳴くセミ同様、エビの逃げる方向を見極めてすくうのがポイントらしい。

 採れたテナガエビを観察してみたのが、写真上( 写真をダブルクリックで拡大 )。

 オスは大きく10センチ近くにもなるものもあり、腕も長い。一方、雌は黒茶っぽい卵の塊を腹に抱え込むようにしているのがわかる。今が産卵期であることがこれで、わかる。

 岸辺近くには、小さくはあるが、ボラの成魚とほぼ同じ形をしたものが沢山採れた( 写真下 )。この小さいのは体表の縞模様が、成魚に比べて、やや不鮮明だった。ボラの卵巣を塩漬けにし、乾燥させたのが、珍味のカラスミ。

 観察後は、このエビたちやボラたちを肴に、今夜は晩酌だ。

 確かに夜の佐鳴湖は、今、ザワザワしている。

 Imgp4311

Imgp4312

 ● メモ ニホンイサザアミ

 ニホンイサザアミは、エビの仲間。

 しらす干しのように干したり、あるいはゆでたりするとおいしそう。一般には佃煮として食べられている。

 イサザアミのクローズアップ写真は以下(「市場魚貝類図鑑」より) 。

 体長は1センチぐらいで、白というよりも、透明に近い。

 Nihonisazaami

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