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2013年6月

2013年6月30日 (日)

静新記者がシジミ復活の活動を取材

Dsc01779220130627 (2013.06.30)  〝浜松のトキ〟、佐鳴湖シジミを復活しようというプロジェクトについて、静岡新聞浜松総局の記者が、6月27日午後、育成の場となっている東岸のシジミハウスを取材に訪れた。

 その時の様子が写真上。手前の後姿がカメラを構える記者。

 育成中のシジミを手に取って記者に説明する戸田三津夫会長(静大工学部)、その左側は静大工学部大学院生の若い小野田さん、後方で見守るのが小宮山寛さんと、今年から新たに会員になった帽子の細井芳弘さん(中区佐鳴台在住)。

 取材後、プロジェクト会員の久保靖さん(プロジェクト会員。NPO地域生物資源研究所理事長)やブログ子なども加わって、ハウス内にある沈殿槽の清掃を行なう。

 その時の様子が写真中。底にたまった汚泥を取り除く戸田会長。後方に写っているのは佐鳴湖。 

 沈殿槽は、佐鳴湖からくみ上げた水を一時的に貯水する場所。シジミ育成用の3水槽にきれいな上水のみが流れるようにした沈殿槽ともなっている。底には硫化水素などの臭いがする黒い汚泥(酸素の少ない還元層)が厚くたまっていた。

 Dsc018020130627 湖底の生き物にとって生息しやすい快適な環境になるまでには、湖の現状はまだまだ十分ではないことを思い知る。

 こうした還元層をできるだけ抑え、流れ込む水量の多い河川環境を整えることなどが、シジミの自然繁殖という目標達成には大事であろう。それには地域住民の環境意識の向上に向けた活動も不可欠なように思う。

 作業全体の様子については下の写真を参照。右端は久保さん

   (いずれの写真も、写真を「ダブルクリック」すると拡大される) 

 また、地域のコミュニティ紙「さなるこ新聞」(2013年7月1日付)にも写真入りで

 佐鳴湖シジミ 復活へ本格活動始まる

という見出しで、紹介されている。

Dsc0177520130627 

Image176820130701

  ● 注記

  Image178520130711_2 なお、この取材の件については、

  7月11日付静岡新聞夕刊に、右のような記事が出ている。

 最下段には、その全文を掲載。

File005320130711

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2013年6月23日 (日)

晴れた佐鳴湖の夏至風景 

(2013.06.22)  梅雨の中休みというのだろうか、夏至を過ぎた晴れの佐鳴湖を自転車で、土曜日の午後、ゆっくり一周した。せいぜい2時間の散歩である。

 Image1687 北岸ではカワセミを熱心に追いかけているアマチュア写真家に出会った。南岸では釣りをする人が目立つ。若い家族連れも結構、多い。どんな魚が釣れるのかと思っていたら、南岸では

 コチ

が釣れるらしい。マゴチだろう。真鯒と書く。黒褐色で、体全体に小さな点々がある。押しつぶしたようなというべきか、平べったい特徴のある魚で、大きさは20センチくらい。よくよくみると、なんだか、砂地にいる細長いカレイのようだった。ハゼもとれていた。マハゼだろう。これは小さい。

 ● コチとスカルと

 夏本番を迎えて、梅雨の合間をぬって南岸の漕艇場では近くの高校生がボートの手入れをしていた(写真上=シングル用スカル)。

 艇庫のなかも見せてもらったが、すごい数のボートに圧倒された(写真下= 中央の黄色いスカルが4人乗りのクォドルプル)。

 高校生の場合、一人乗りのシングルスカル、二人のダブルスカル、4人でこぐクォドルプルがあるらしい。水面をスイスイ泳ぎ回る6本足のアメンボウの昆虫のように、三人乗り(オールは全部で6本)というのがないのが不思議だった。

  Image1686  シングルスカルのボートの細身なのには驚いた。艇長との割合で言えば、まるで割り箸のように細長い。普通の貸しボートの幅に比べて断然細い。これでは、乗るのが一苦労だろう。どうして降りるのだろうとも思った。

  シングルスカルを丁寧に手入れ清掃していた高校生に聞いたら、乗り降りはやはり大変らしい。最初の頃は、こいでいるときに、バランスをくずして水面に投げ出されることもあるという。

 高校生によると、スカルは手でこぐというよりも、座席を前後に移動させながら足でこぐのだそうだ。

 シジミも、夏場を迎えて、のんびりとした土曜日の午後を過ごしたことだろう。

   Wikipedia250pxhk_2009eag_lightweigh

(写真最下段はダブルスカル = Wikipedia「ボート競技」の項目より)

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2013年6月22日 (土)

あやかりたい「近大卒マグロ」に行列

2800firstpo201306209755magazine (2013.06.22)  ニュースをみていたら、

 近大卒マグロ盛り合わせ 2800円

というのを見つけた。近畿大学水産研究所(和歌山県白浜町)で育った世界初の完全養殖マグロの盛り合わせである。

 写真の右上にも出ているが、

 卒業証書

が器についているというこりようだ。

 JR大阪駅北口にそのお食事どころ(海鮮料理)、その名も

 近畿大学水産研究所

というところの人気メニューらしい。大変うまいと評判で毎日行列ができるらしい。食道楽の大阪、それも大阪駅前でこんなにも人気とは、驚き。

 水産研究所のある和歌山の幸も取り入れているのが、ミソかもしれない。

 なにしろ、研究を始めたのが、1970年代、完全養殖に成功したのが、それから30年後の2002年。その後、配合飼料の開発にも着手、産業化にも目処がついたらしい。

 思えば、ブログ子が1985年前後、大阪で記者修業をしていたときにも大阪中央卸売市場で試験的に販売されていた。その様子を取材もしたが、当時はまだまだ人気というほどではなかった。食べられないことはないという程度のものだった。それが、今では、本格的な産業化に成功しているとは隔世の感である。

 さまざまなアイデアから、これらのメニューにたどり着き、近大卒というネーミングにも助けられて、大繁盛だというのだ。

 このブログの名前「30年目の報告」というのは、この話から思いついたものだ。これくらいの辛抱と努力が何事にも成功するには必要だという思いからだが、その思いが、ますますしてきた。あやかりたいとも思う。

 そして、ふと、思った。

 佐鳴湖シジミの復活でも、こうした出口戦略が必要だと。

 料理研究家も巻き込んだレシピができないか。なにしろ、シジミはシジミ汁として、日本人には馴染みがある。しかも、肝臓の働きを助けるオル二チンで有名なのだ。工夫次第で、爆発的な商品ができてもおかしくはない。

 それには、近大卒という見事なネーミングもそうだが、商品特性をわかりやすく、見事に表現すること、そして、佐鳴湖という地域特性を生かすことが肝心だろう。

 出世シジミ

というのは、どうだ。はたまた

 縄文シジミ

はどうだ。今ひとつインパクトがない。

 一度、大阪駅前の店に出かけて食べてみたくなった。発想の転換というか、いいアイデアを思いつくかもしれない。なにしろ、食い道楽の大阪だもの。

 注記

 この海鮮料理のお店は、大阪・梅田のJR大阪駅北口から1分

 グランフロント大阪 6階 

 050-5792-6517( 要予約 )

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2013年6月15日 (土)

〝浜松のトキ〟、佐鳴湖シジミの復活を

(2013.06.14)  佐鳴湖シジミの目指すところをまとめたリリースを下に掲げておく。

         配布資料=

         「20130613_3.pdf」をダウンロード

  

   

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2013年6月 6日 (木)

辻野氏のエチオピア壮行会兼旗上げ懇親会

(2013.06.06)   6月5日、副会長の辻野氏のエチオピア行き壮行会を兼ねた新協議会旗上げ懇親会がスペインレストラン、エルカミーノ(中区佐鳴台3丁目)で開かれた。

 辻野氏は、JICAのシニア海外ボランティアとして、この7月から2年間、エチオピアのアセラ(首都、アジスアベバから南へ約200キロの高原地帯)に赴任する。現地の大学生の理科教育にあたる予定。

 以下は、協議会会員10人が参加したその壮行会兼懇親会のスナップ。

 左手一番奥が辻野氏。左手一番手前は小宮山寛氏。

 2枚目スナップのアップ人物が戸田会長。

  3枚目の左手一番手前は、新規加入の細井芳弘氏

  配布資料=〝浜松のトキ〟

                   佐鳴湖シジミを復活させよう !

                「20130605_2.pdf」をダウンロード

Dsc01655

Dsc01658  

Dsc01662

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2013年6月 1日 (土)

湖内育成に向けた準備

(2013.05.31)  シジミハウスで体外授精して、この一年育てた稚貝、貝長約5ミリから10ミリを、6月中に湖内の実験圃4か所に移す作業準備。

 参加者= 戸田、辻野、鈴木信行、井上、細井。

 まず、50個単位で、個体識別番号付け。その後、放流初期値として、

 重さを0.1g単位で計測。

 貝長、貝高、貝幅もノギスで0.5ミリ単位で測定する。

 シジミハウス近くに打ち上げられたカメの卵(長半径=約3.5センチ)。湖岸から約10メートル離れた陸地で。

 Image161720130531 

 

シジミハウス近くに打ち上げられたハクレン(体長=約50センチ)

Image1612 

■ 以下の写真は、戸田会長撮影

  会長によると、この卵は、おそらく

 ミシシッピアカミミガメ

のもの。シジミハウスの近くに設けた砂地に産み落とされたのが、なんらかの事情で地表の枯れ草に出てきたものだろうという。いまごろが、子ガメが穴から出て、佐鳴湖に向う季節。

 Photo

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